小腹が空いた時やお夜食に大活躍の、春雨スープ。
お湯を注ぐだけですし、コンビニなどでも買える上に低カロリーと、ダイエット中でも非常に嬉しい食材ですよね。
とはいえ、春雨スープばかりを食べていても痩せない、逆に太るなどという話もあります。
果たして春雨はダイエットに効果的な食材なのでしょうか?
春雨とは、デンプンを原料として作られる乾麺のこと。
デンプンの原料は緑豆、ジャガイモ、サツマイモなどです。
春雨の中でも最も高栄養な「緑豆はるさめ」は、緑豆のデンプンから作られた麺ということになりますね。
ちなみに日本ではイモ類を原料とした「普通はるさめ・でんぷんはるさめ」が多く流通しています。
1食分で約35kcal。
ご飯やパンと比べると確かにカロリーは低く、ダイエットに良さそうな数字です。
ここでは緑豆春雨を例に見ていきます。
主成分がでんぷんであることからも、春雨は殆どが炭水化物(糖質)と水分で出来ています。
糖質制限中は避けた方が良さそうです。
ほか、タンパク質、脂質、ミネラル(カルシウム・マグネシウム・鉄分・リン・カリウム・亜鉛)が少量含まれています。
ビタミン類は残念ながら別の食材で補う必要があるようですね。
カロリーは低いものの、糖質が多く、栄養素は少なめ。
ダイエットには向いていないの?と思いますが、GI値は30程度とかなり低めです。
ちなみに他の低GI値食材である、玄米やさつまいも、オートミールなどのGI値は50程度。
低GI値ダイエットを行っている方にはお勧めです。
普通のイモデンプン春雨は、喉ごしもよく美味しいのですが、栄養素は緑豆はるさめの方が高め。
もし自分で調理する場合は、緑豆はるさめを選ぶと良いでしょう。
主食というより、おやつ代わりや夜遅くなった時の夕食代わりにするのがお勧めです。
水分が多く腹もちが良いため、間食をしたくなった時に食べるのもよいかと思います。
暴飲暴食などで食べ過ぎてしまった際、食事の代わりに春雨を利用するのもカロリーコントロールになります。
上記で述べたように、春雨の栄養素は残念ながら乏しく、特にビタミン類がほぼありません。
春雨だけで食事を済まそうとすると、他の食材でかなりの栄養不足を補う必要があります。
白米を春雨に変えるのは1食だけにし、栄養面で考えると春雨より玄米などに変更した方が多くの栄養素が摂れるので、結果として効率の良いダイエットとなります。
なお、市販のはるさめヌードルなどは塩分や添加物が多く含まれているので、毎食はるさめヌードルにするのは栄養不足による代謝低下を招く恐れもあります。
低カロリーで腹もちはよいため、お腹が空いた時に間食代わりとして頂く。
炭水化物分は運動で消費できるので、心配な方は運動を取り入れると良いでしょう。
低GI値ダイエットを行っている方は、おすすめ食材の1つですが、不足栄養素を補うよう食事バランスを整える必要があります。
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マダムNORIKO
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