日本人はなぜ年末に大掃除をするのか?お正月前に行う”大掃除・整理整頓”の開運効果とは

年末に「大掃除」はしないとダメ?大みそかに部屋の片付け、整理整頓をするのには意味があるのです。新年に神様をお迎えするため、大掃除の意義を再確認しましょう。

執筆者: 笹生暁美 職業:フードデザイニスト
年末の大掃除は、ただの「お片付け」ではない!

こんにちは、フードデザイニストの笹生暁美です。

 

「お片付け」が流行っていますね

近藤麻理恵さん(こんまりさん)が、アメリカのタイム誌の世界で影響力のある100人に選ばれ、アメリカでブレイクしてから日本で更に火がつきました。

 

すっきりしたお部屋は、気持ち良いもの。

とは言っても、正直「掃除は面倒」と感じることもありますよね。

 

ですが、ちょっと目線を変えて、今年の大掃除を始めませんか?

 

 

日本人が大掃除をする理由

昔から、日本人は年末に大掃除をしてきました。

畳を裏返したり、はたきでチリを払ったり。

神社仏閣の年末大掃除の様子を、ご覧になったことがあるでしょう。


他の国では、年末に大掃除をする習慣はありません。

なぜ日本人は、これほど大掛かりに年末に掃除をするのでしょう?

 

 

答え「新年に神様をお迎えするため」

それは、「新年に神様をお迎えするため」の大掃除です。

単に綺麗なほうが気持ちいいから、という理由ではなく「神様のため」という意識があるので、大掛かりに掃除をするのです。

 

神様に気持よく過ごしていただくため、という気持ちの表れです。

神様はきれい好き

日本の神様はきれい好きです。

日本神話の古事記にも、その記述があります。

 

イザナキが死んだ妻を迎えに黄泉の国に行くのですが、変わり果てた妻の姿を見て地上に逃げ帰ります。
帰ってきて「汚い場所に行ってしまった」と嘆き、体を洗う場面が出てきます。

 

お清めをして、綺麗にしたのです。

 

 

 神様は、汚い家にはやってこない!

この話や神社の境内を見てもわかるように、神様は、整然とした整った空間がお好きです。
ですから、新年に神様が家に来てくださるようにと大掃除をします。

 

汚いと、来てくださらないからです。

 

元旦にやってくる福の神は?

新年にやってくる神様をご存知でしょうか?

 

家族を1年守ってくれる福の神様「年神様」

新年の1月1日にやってくる神様は「年神様」。
家内安全、無病息災などのご利益を与えてくださり、家族を1年守ってくれる福の神様です。

 

年神様をお迎えするために大掃除をし、門松を飾り、おもちを用意します。

そうやって、元日に一年の福をお願いするのですね。

 

 

 最近、神様がやってこない家が急増中?!

ところが、今、神さまがやってこない家が急増中らしいのです。

新しいや古いは関係なく、汚れたものが多かったり、散らかったりしている家には神様が住めないので、守護がなく運気が下がってしまいます。

 

 

確かに物が多く散らかっていると、物がなくなったり、ホコリで体調が悪くなったりいろいろと、ストレスが溜まり弊害が出てくることは確かでしょう。

 

もしかしたら当選していたかもしれない宝くじ。

散らかっていて見つからず、10年後に出てきても意味がありませんものね。

おわりに

昔の日本人は部屋をきれいにするというより、神様をお迎えするための儀式に近い気持ちだったのではないかと想像します。

掃除は、神様へのおもてなしだったと。

 

今よりも物が少なく、掃除もしやすかった環境でしょうが、その気持は見習いたいですね。

今年の大掃除は、神さまをお迎えし、ご利益をいただくため、と気持ちを持って始めてみてはいかがでしょうか?

 コラムニスト情報
笹生暁美
性別:女性  |   職業:フードデザイニスト

主な取得資格
スイーツ:コルドン・ブルー ロンドン校にてサティフィケート取得
マクロビオティック:リマ・クッキングスクール師範科卒業
ローフード:アメリカ・LLCAIにて公認インストラクター取得