女性にとって大敵といわれる冷え。冬はもちろん、エアコンの使用で夏でも身体は芯から冷えきっています。また、いくら寒くても「コートの中は薄着でお洒落に」という女性も多く、完璧な冷え防止対策はファッションを考えると困難。
ただ、私が上海に住んでいたときに思ったのは、中国人女性はお洒落よりも冷え対策を重視しているということ。冬はほとんどの女性がズボンを履いていて、その下は靴下二枚履きなどなど…。
スカートを履いていると、友達や道を歩いているおばさんからも注意されるほどでした。それほど、東洋医学が日常に根付いている中国で冷えは大敵なのです。でも、やっぱりお洒落もしたいし、そこが女心として難しいところ。
さて、ここでなぜ冷えがいけないかおさらいします。身体が冷えることで起こるのが、低体温症という症状。これは、平熱が35度〜36度の人のことを言います。
となると、平熱35.8度の私も低体温症。37度だと熱っぽくなります。ちなみに、理想の体温は36.5度〜37度だそうです。
さて、低体温になると手足が冷たくなって自分が辛いだけでなく、免疫力が落ちて病気になりやすくなります。もちろん、痩せにくかったりむくみやすくなるし、一番怖いのは不妊の原因になるということ。
低体温になると自律神経の働きが乱れ、その結果、ホルモンの分泌が低下。 そうなると、排卵していても卵子が育たない場合があるそう。そして、妊娠しても流産の確率が高くなるのです。
じつは、私も今の子供を妊娠した初期に切迫流産(流産しかけている状態)になったのですが、先生に冷えが原因と言われました。それからはなるべく冷えないように気をつけて生活をしています。
家ではタイツの上に靴下を履く、お茶に生姜を入れて飲む、お風呂にゆっくりと入るなど…。
そして中でも大活躍しているのが、「優月美人よもぎ温座パッド」。最初、薬局で見つけて使ってみたのですが、その気持ちよさにハマッてしまいました。
優月美人よもぎ温座パット 5個入り ¥990/スタジオグラフィコ
この商品は、よもぎ入りのスチームで骨盤を温める韓国の「よもぎ蒸し」から発想を得てつくられたもの。カイロのような発熱体の上に、紙ナプキン状の「よもぎ・ハッカ・ドクダミ織り込みシートをのせてショーツを履くだけ。 次第に、ぽかぽか下半身が温かくなり極楽気分。
大げさかもしれませんが、そのままデスクワークしてると、仕事しながら温泉に入っているみたい!
配合されている「よもぎ」には殺菌、鎮静効果、冷え性、生理痛、不妊症予防、「ハッカ」には、高ぶった神経を鎮静させ、イライラやストレスを解消する効果が、「ドクダミ」には、冷え性、肩こり、肌荒れ、便秘など数多くの薬効があります。
使っているうちに、冷え性が緩和されてきた感じがします。薄着のお洒落をしたいとき、とくに結婚パーティーに参加するときや、夏の冷房が寒いときにもおすすめです。
ぜひ、試してみて赤ちゃんが来たくなるような「居心地のいい子宮」をつくってくださいね!
(安田光絵)