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  • ニューヨーク夏のプチ旅行 「バス観光でワインめぐり」をレポート

皆さんは、ニューヨーク産のワインがあるって知っていますか?

アメリカではカリフォルニアワインが有名ですが、実はニューヨークも全米で第3位のワインの生産高。
残念ながら、ほとんどはニューヨーク内で消費されてしまうようなので、州外、国外で飲まれることはないようです。
ニューヨーク郊外リゾート地ロングアイランドまでは、マンハッタンから車で約2時間、
豊かな葡萄畑が広がる田園風景のなか、小さなワイナリーが点在しています。
大都会のマンハッタンとは全く違った、ゆるやかな時間が流れていました。
今回は、ワイナリー巡りのレポートをお届けしますね。

 

 Photo by Hideyuki Tatebayashi

 

 

1.1軒目のワイナリーは、マーサ・クララ(Martha Clara Vineyards)。

 

Photo by Hideyuki Tatebayashi

 

大人数でも対応出来る大型のワイナリー。
広い敷地には葡萄畑の手前に、牧場があり、馬や羊、山羊がいて、子供連れでも楽しめるのがポイント。
ワインは、広いテイスティングスペースで、
スタッフが白2種、ロゼ1種、赤1種をグラスに次々と気前良く注いでくれます。

 

Photo by Hideyuki Tatebayashi

 

Martha Clara Vineyards
Address: 6025 Sound Avenue, Riverhead, NY 11901

 

2.2軒目は、ザ・オールド・フィールド(The Old Field Vineyards)。
家族経営のこじんまりとしたワイナリー。こちらは雰囲気が一番良く、おススメ。

 

Photo by Hideyuki Tatebayashi

 

白いゲートを通り過ぎると、まさにイメージしていたとおりのカントリースタイル。
ワインのテイスティングは、初夏の風が吹き渡る裏庭で。白2種類、赤1種類を。
コロコロと太った地鶏が足下を走り回り、庭にはハンギングの花が揺れ、涼しい木陰でくつろいでいると、
まるでタイムスリップしたかのよう。

 

Photo by Hideyuki Tatebayashi

 

 

裏庭を歩き、葡萄畑を横目に芝生をずっと進んでいくと、行き止まりには海が広がっていました。
海を正面にコテージが建っており、白砂の美しいビーチは、うっとりするほどロマンティック。
それもそのはず、このスペースでは、結婚式を挙げることも出来るのです。
葡萄畑を背景に、海に向かって誓いの言葉を交わし、オリジナルワインで乾杯の挙式なんて、素敵ですね。

 

Photo by Hideyuki Tatebayashi

 

葡萄畑と芝生のグリーン、海のブルーに染まりそう。佇んでいると、潮風が頬を撫でていきます。

 

Photo by Hideyuki Tatebayashi

 

このワイナリーは、黒船のペリーの子孫の経営。自慢は、メルローの赤。
現在は非売になっている黒船のラベルのワイン。

 

Photo by Hideyuki Tatebayashi


The Old Field Vineyards
Address: 59600 New York 25, Southold, NY 11971

 

3.最後に回った3軒目が、プグリエセ(Pugliese Vineyards)。
噴水のあがる池で涼みながら、アウトドアでのテイスティング。この開放感は堪えられません。
夏の週末はバンド演奏があり、ワインを傾けながら音楽が楽しめます。

 

Photo by Hideyuki Tatebayashi

 

こちらのテイスティングはチケットを渡して、20種類ほどのワインから好みの4種類が選べます。
スパークリングワイン、甘めのデザートワインが得意のよう。価格もお手頃。

 

Photo by Hideyuki Tatebayashi

 

Pugliese Vineyards

Address: 34515 Main Rd, Cutchogue, NY 11935

 

今回は、JTB Look tourの日帰りバスツアー(ワインのテイスティング代含む)で旅しました。
車や電車で行くよりも安くて、効率的に回れたので良かったです。
個人で車を運転して行くと、ドライバーが飲めないですしね。
日系の各旅行会社がバスツアーを催行していますので(日本人ガイド付)、
日本から旅行でいらした方も、足を伸ばして、NYのワイナリー巡りなど如何でしょう?
希少なニューヨーク産のワインを味わう絶好のチャンスですよ。

では、また次回のコラムでお逢いしましょうね。
See you soon!!

 

 

この記事を書いたコラムニスト

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