ダイエットをしている女性には辛い、停滞期。体重が減らない時期は、ダイエット自体が続かなくなる恐れも。ストレスでドカ食いし、リバウンドしないよう注意点を押さえておきましょう。
ダイエット初期は、面白いように体重がするする減っていくもの。
毎日体重計に乗るのが楽しみで、モチベーションも維持出来ていたはずです。
しかし、やがて必ず訪れる「停滞期」に、心折れてしまう女性が多い模様。
せっかく減らした体重を、停滞期で諦めて元に戻してしまうなんて、勿体ないですよ!
今回は、心折れないダイエット停滞期の過ごし方をご紹介します。
個人差がありますが、ある程度体重が落ちると、身体の管理システムが作動します。
摂取エネルギーが減り体重が落ちると、身体が生命の危機を感じ、それ以上体重を減らさないようエネルギー消費を最小限にし始めます。
これが「停滞期」の正体。
いつもと同じ食事量を摂ってもエネルギー吸収は増え、逆に消費量は減るこの管理システムは「ホメオスタシス機能」と呼ばれます。
遭難をしたり、飢餓状態に陥った際に生き延びるとても大切な機能なのですが、ダイエットには最大の天敵。
自分の意志ではどうしようも出来ない身体機能ですので、上手に付き合い、ホメオスタシス機能が現状の状態に慣れてくれるのを待つしかありません。
なお、極端なダイエットにより一気に体重を落とした場合、ホメオスタシス機能の作用はより大きく働きます。
逆に、正しいダイエット方法で緩やかに体重を落とすことで、ホメオスタシス機能の作用を最小限に抑えることが出来ます。
停滞期は体重が落ちませんので、当然やる気も失われていきます。
しかし、ここで辞めてしまっては勿体ないことこの上ありません。
基本的に行うべきは、ダイエット中と同じように過ごすこと。
適切な運動とバランスの良い食事を行っている場合は、そのまま体重のキープに努めましょう。
停滞期に行わない方が良い行動について、いくつか挙げてみましょう。
落ちない体重を毎日チェックしても、「ああまた落ちていない」と精神的な不安を煽るだけ。
体重が減らないのは当たり前と考え、淡々と記録をつけるのみに留めましょう。
体調やライフスタイルなどにより、体重の増減は日々起こり得ます。
停滞期はあまりピリピリせず、大幅に増えていないなら良いという考えがおすすめです。
運動をしても食事制限をしても一向に落ちない体重。
もうこれ以上は痩せないのだと諦め、ヤケ食いを行うのはNG。
ホメオスタシス機能の作用により、摂取エネルギーは普段より多く吸収されやすくなっています。
この時期にドカ食いをしてしまうと、リバウンドどころかダイエット前より体重が増えてしまう結果にも。
変化がない体重にモチベーションを求めるのは酷なもの。
この時期こそ、飽きないためのマンネリ防止策を考えてみましょう。
食事メニューや運動メニューを変えてみる、つらい運動ではなく散歩やカラオケなど楽しめるものに変えてみるなど、マンネリをしないで続けていくうちに、停滞期は脱出しているでしょう。
停滞期は誰にでも備わっている身体の機能。
それが働く意味と作用をきちんと理解することで、停滞期にもモチベーションを下げることなく、ダイエットを継続していけるでしょう。
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