運動は面倒、食事制限もつらい。そんな人でも簡単にトライできるダイエットのコツを紹介。基礎代謝を上げて痩せやすくする、運動の取り入れ方、痩せる食事方法の3点です。
年齢を重ねるごとに、体につきやすくなり、落ちにくくなっていくのが体脂肪です。
過剰なダイエットは危険ですが、健康的なスタイルはいつまでも保持したいものです。
とは言っても、女性の体は加齢やそのときのライフステージ、生活から受ける影響に応じてどんどん変わっていくもの。
また、加齢とともに、代謝はどんどん落ちていきます。
代謝とは、体が取り入れたものを消費すること、つまり「体が使うエネルギー量」。
体温が上がること、体温の発生源ともなる筋肉を使うことで、代謝は上がっていきます。
また、筋肉量が増えることで、脂肪が燃焼しやくもなります。
上記のポイントを踏まえ毎日の生活の中で、ちょっとした工夫をしませんか?
体を中から温めることはとても大切です。
平熱が高めの人は基礎代謝が増え、36.6℃より低いと基礎代謝が低め。
さらに体温を1℃上げることで、代謝は13%~15%ほど上がると言われていますので、体温が高い人は特別運動などをせずとも痩せやすい体質であると言えます。
また、体温を上げることは、ダイエットだけでなく、免疫力アップや冷え性にも効果があります。
体温を上げる食材はいくつかありますが、使い勝手が良いのは生姜です。
料理に刻んで入れたり、紅茶に入れたり、はちみつに着けておいたり。
お味噌汁に入れる、煮物の上に乗せる、刻んで和え物に入れるなど、実は色々なものに合わせられる食材なのです。
できれば毎日湯船に浸かり、体の芯までじっくり温めることもいいですね。
シャワーだけで温まった気持ちになっても、身体の芯は冷えたまま。
成長ホルモンの分泌やリラックス効果にも影響があるので、毎日のサイクルに「湯に浸かる」は取り入れておきたいですね。
毎日きっかり運動しなくても良いのです。
定期的に運動しにくい環境の場合、毎日の生活の中でできる運動として、通勤時間を利用した電車でのストレッチや、階段の利用です。
ポイントは、足の前半分だけを使って登ること。
踵は浮いた状態です。
そして、階段以外の場所ではいつもより歩幅を広げて歩きましょう。
これだけで、普段よりも運動量はぐっと上がります。
また、歩く速度も少し早足に切り替えるだけで、より時間を短縮して脂肪燃焼効果が得られます。
仕事の合間や就寝前に、体を伸ばしたり肩甲骨をぐるぐると動かしましょう。
使われていない部分にも血を巡らせ、体温を上げるのです。
テニスボールや野球ボールがある人は、仰向けになり、体のコリをごりごり解すのもいいですね。
コリによって血の巡りが悪くなっていると、老廃物などが溜まり代謝が低下したり、むくみなどを引き起こしかねません。
なかなか規則正しく食べられない方も、食事の内容や割合には気を付けられるはず。
食事の割合は、朝:昼:夜=3:4:3が理想的です。
ラーメンやチャーハンなど、炭水化物を思いきり食べたいときは、昼に食べて寝るまでに基礎代謝で消費できるようにするのが、上手に痩せるポイントです。
どれも、毎日の生活の中で出来る、ちょっとした意識付けです。
体の声をよく聞いて、健康的にダイエットしましょう。
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