食生活の乱れなどで腸内環境が悪いと、太りやすくなる「デブ菌」が増える!?逆に痩せやすくなる「ヤセ菌」を増やす食材や方法をご紹介します。
こんにちは。アンチエイジングアドバイザーの大森美有です。
みなさんは「デブ菌」をご存知ですか?
最近、何かと話題の腸内環境ですが、腸内に、デブ菌と呼ばれる菌が沢山いる人は、太りやすくなってしまうとか…。
様々なダイエットを試しているのになかなか痩せないという人は、このデブ菌が沢山いる可能性も?
今回は「デブ菌」に注目し、その正体と対策をご紹介します。
腸内には小腸から大腸にかけて数百種、600~1000兆個の細菌がいて、これを腸内フローラといいます。
この腸内細菌の種類や数は人によって違いますが、この中にデブ菌とよばれる菌がいて、必要のない栄養までも体内のため込み、太りやすくなってしまうそう。
遺伝との関連もあるようですが、人工甘味料や脂肪分の多い食生活、抗生物質の乱用等で、腸内環境に悪影響がでて、デブ菌が増える可能性も。
私たちの腸内には、デブ菌とヤセ菌と呼ばれている菌がそれぞれに存在しています。
この比率は4(デブ菌)対6(ヤセ菌)が理想とされています。
デブ菌の比率が増えると肥満に繋がることもあり得ます。
このデブ菌とよばれている菌を減らすには、まず腸内環境を整えることが大切です。
やはり食物繊維の摂取が有効でしょう。
食物繊維には、水に溶けやすい「水溶性食物繊維」と、水に溶けにくい「不溶性食物繊維」の2種類がありますが、デブ菌には「水溶性食物繊維」の摂取が良いでしょう。
注目されているのが「もち麦」。
「もち麦」はもち性の大麦のことで、水溶性食物繊維がずば抜けて豊富です。
もち麦に含まれるβグルタン(食物繊維)は、以下の効果が期待できる、とても優秀な食材です。
☑ 悪玉コレステロールを減らす
☑ 血糖値を抑制する
☑ 大腸がんの予防
☑ ダイエット効果
☑ 腸の免疫力を高める 等
食感はその名の通りモチモチ・プチプチ。
白米7・もち麦3の割合で炊きます。
また、納豆の摂取も良いでしょう。
納豆菌は生きたまま腸に届き腸を整えます。
その他、ヨーグルト、野菜 海藻類等、普段のお食事に積極的にプラスしてみてはいかがでしょうか。
腸内環境のバランスはとても大事です。
食生活を見直し、同時に食べ過ぎや運動不足にも注意して、規則正しい生活を心掛けて腸内環境を整えましょう。
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