それ、育児放棄かも。ネグレクトが子供に与える重大な悪影響 (2/2)

児童虐待の一種「ネグレクト」とは、育児放棄や育児放棄の意味を指します。ネグレクトの種類や原因、対策、虐待を受けた子供への影響など、解説します。

執筆者: 桜井 涼 職業:メンタルケア心理士、コラムニスト
大変なときはひとりで抱え込まない。

核家族が多くなってきている現在、誰にも話せない・頼れないという状況が引き起こしてしまうというケースもあります。

生活環境を整えるのは大変なことです。

自分一人でも大変なところに、子どもがいるのですからなおさらでしょう。


ですが、こういった背景があるからといって、子どもに安全な生活をさせないのは、親の怠慢であること変わりはありません。

 

相談機関や支援センターを活用しよう

市区町村には、子育て支援センター・保健師・児童相談所・スクールカウンセラーなど頼れるところや、どうすればいいか導いてくれるところがあります。

 

また、ファミリー・サポートを行ってくれるところもあります。

そこを活用することを考えましょう。

おわりに

貧困から起こる精神不安なんてあったら、本当に大変です。

それに将来のことが考えられなくなってしまって当然です。

 

ですが、いかなる理由があろうとも、子どもを虐待していいなんてことはありません。

人は支え合うことができるものです。

そのために市区町村には、子育て支援や児童相談ができるところがあるのです。

子どものために活用する、といった選択肢を取ることを選んで欲しいと思います。

 
 コラムニスト情報
桜井 涼
性別:女性  |   職業:メンタルケア心理士、コラムニスト

元学習塾講師。妊娠出産のハプニングを乗り越え、現在は2児の母。
その頃より子どもの心の動きや医療に関係することに興味を持つ。

2009年より文筆家として活動。
子どもの心に関するコラム、子どもの心が正常に育つために夫婦へのアドバイス、子どもの病気関係を取材しコラムを執筆中。
心の闇を抱える子どもへの取材や心理学を学び、2016年「メンタルケア心理士」資格を取得。

ブログ『フリーライター桜井涼のたなごころ』
http://ameblo.jp/miehime0617/