食事制限や運動しても痩せないのはなぜ?努力をしても効果がない原因は、基礎代謝が下がっているから。睡眠不足、ストレス、冷え、疲労を解消しましょう。
こんにちは。美姿勢インストラクターの美宅玲子です。
激しい運動をしたり、厳しい食事制限をしたりしても、それほど痩せない時があります。
努力をしても痩せないのは、一体なぜでしょうか?
脂肪を燃焼したり、老廃物を排出したりするのは、代謝の働きです。
摂取量を減らして消費量を増やしたとしても、運動の疲れを代謝で分解・排出できなかったり、摂取したものを効率よく代謝に回せなかったりすると、痩せないことになります。
今回は、ダイエットの努力を無駄にせず、効果を上げるための方法をご案内します。
睡眠不足になったり、睡眠時間帯が遅くにずれていたり、浅く質の悪い睡眠しかとれていなかったりすると、体は十分に疲れを修復されないまま朝を迎え、その日一日代謝効率の悪い、痩せにくい日になってしまいます。
具体的には、睡眠不足により、摂取エネルギーを脂肪に変えやすくするホルモンや、ストレスホルモンが出る結果、脂肪を分解しにくく、太りやすい体になってしまうのです。
夜遅くは照明を落としたり、スマホやパソコンなどの明るい光を目に入れないようにしたりしましょう。
こうした工夫も、睡眠の質を上げ、体内時計を正常にします。
「こればかりは仕方ない」と言われてしまうかもしれませんが、やはりストレスはダイエットの大敵です。
仕事や人間関係のストレス、また暑い寒い・うるさいなどの物理的ストレスなど、心や体にかかるストレスが強いと、交感神経が優位になる時間が長いため、血管が狭まり、代謝が下がって痩せにくくなります。
できる限りストレスのかかる状況をカバーできる工夫をしたうえで、「人は○○すべき」「自分は○○すべき」と許せる範囲を狭くする考え方や、人や物事を見て「いいか悪いか」判断するクセを和らげましょう。
物事と適度な距離を取って、ありのままを眺める習慣をつけていくことは、ストレスを減らします。
次のような習慣があると、体が冷え、血流やリンパの流れが悪くなります。
- 運動不足
- 栄養不足(カロリーは摂っていても、必要な栄養素が足りない場合も含む)
- 薄着で肌寒い場所に長時間いる
体温が1℃下がると、代謝は約12%低下します。
血流は、肌のターンオーバーや胃腸での消化・解毒等、あらゆる内臓代謝に関係します。
冷えは万病の元、ダイエットの敵です。
以下のような対策をするのがお勧めです。
- 適度な運動と深い呼吸を心がける。
- 温かく栄養ある食事(体を作るたんぱく質は必須)をとる。
- 脱ぎ着できる上着やひざ掛け、レッグウォーマーなどを活用する。
ハードな運動をしたり、疲れが抜けないまま「太りたくないから」と食べずに運動したり。
または、精神的な疲れや、デスクワークでの眼精疲労、肩こりといった慢性的な疲れをそのままにしていませんか?
疲労が蓄積すると、代謝が落ち、脂肪などの老廃物が流れにくくなり、冷えやむくみなどで「食べないのに太る」「動いているのに痩せない」悪循環が生まれやすくなります。
リンパマッサージをしたり、体を温めながらゆっくりとストレッチをしたり、お風呂に浸かったりしましょう。
また、歩くことも、疲労物質を流し去ってくれます。
女性は、冷えやすく、ストレスにもさらされやすいものです。
痩せない原因をチェックして、効率よく脂肪を燃やせる、代謝のよい快適な体作りをしていきましょう。
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