
痩せたい時に控えた方がいい、基礎代謝を低下させる食べ物って?冷たい飲み物で胃腸を冷やすと痩せにくい体になってしまいます。
代謝が下がると太りやすい体になることは、多くの人がご存知の事実でしょう。
代謝を下げないようにするためには、運動をし、睡眠不足から身を守り、過度な食事節制を慎まなければなりません。
今回はこの中から、「食事」に注目。
過度な食事制限以外にも、基礎代謝を下げる食べ物があるのです。
冷え性になると、代謝が下がると言われています。
体の隅々まで酸素や栄養素が運ばれず、余った栄養素が「脂肪」という形で体に残ってしまうのです。
このため、「体の冷えは肥満に直結する」とする専門家もいるほどです。
冷え性を予防するための方法はいくつかありますが、「食事」に注目することは重要です。
冷たいもの、たとえばアイスクリームやビール、ジュースの飲みすぎは控えます。
栄養価が非常に高いことで知られるトマトも、実は体を冷やすものですから、とりすぎには注意が必要です。
体が冷えるのは、鉄分の欠乏による貧血(鉄欠乏性貧血)によるところもあります。
このため、鉄分の吸収を阻害する食べ物の摂取には注意が必要です。
鉄分の吸収を阻害する成分の代表例は「タンニン」。
このタンニンは、コーヒーや赤ワインによく含まれています。
もちろん、コーヒーや赤ワインを飲んだらすぐに鉄分が不足するというわけではありません。
むしろ、タンニンはポリフェノールの一種でもあり、肌の引き締め効果や抗酸化作用による生活習慣病の予防にも効果を示す、ありがたい成分でもあります。
しかし、普段から貧血気味であるという人は、ちょっと注意したいものです。
しばしば、「農薬は有機塩素化合物を使用している。これらは基礎代謝を落とすので、農薬を使ったものは食べてはいけない」とする説があります。
しかし現在は、日本をはじめ主たる諸外国では、有機塩素化合物を農薬に使うことは禁止されています。
そのため、これをもって「農薬を使った野菜はすべて危険である」とするのは間違っています。
また、「酵素が入った食事を摂ることで代謝を上げられる」とする説もあります。
酵素は、口から摂取してもそれが体のなかで代謝酵素として働くことはありません。
酵素が含まれていると言われる食材は、納豆や野菜を発酵させて作った飲み物であることが多いため、体に良いものではありますが、「これを摂取すれば代謝が上がる」というものではありません。
多くの食材をバランス良く食べることが、代謝を上げる効率のよい方法です。
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