ファッションやアート、音楽など、1960年代~90年を時代背景とした恋愛映画・青春映画などを紹介。登場人物の服装やブランド、インテリアに女子力が高まること間違いなし!

週末に観たい映画リストを作ろう!

週末何しようかな?

たまには外出しないでおうちでのんびり過ごそうかな。

そんなあなたにおすすめしたい、ファッションを題材とした7つの映画を紹介していきます。

 

映画の中で登場するファッションやライティング、ジャンル、色といった表現方法を辿っていくこと、またはその逆から辿っていくこと。

 

SHINTARO TOMINAGA/Henri

 

ただお洒落なだけじゃない、ファッションやアートの歴史を巡り、考えさせられるような作品をピックアップしてみました。

古いのものだと1959年、新しいものだと2008年台の作品です。

 

 

準備するもの

映画館の気持ちを味わうために、カーテンは閉め、部屋の明かりは消すかキャンドルに。

そしてポップコーンやドリンク、ナッツ、フルーツなどを用意してください。

 

ポップコーンはフライパンで作るタイプのものだと、かなり大量ですし美味しいのでおすすめ。

ソルト&溶かしたバターを振りかけていただきましょう。

 

 

その1. 映画『俺たちに明日はない』(原題:Bonnie and Clyde)米1967年

アメリカの超有名な犯罪映画。

大恐慌時代に実在した銀行強盗、ボニーとクライドの、出会いから死に至るまでを描いたものです。

 

映画『ブリングリング』内でも、終盤に「アメリカでは『ボニーとクライド』が人気がある」という台詞すらあったほど。

 

この映画では、世界初の女性ファッション誌「ハーパースバザー」の2010年3月号のエディトリアル(新聞・雑誌・書籍などの出版物のデザイン)が見事に再現されていました。

 

モデルにアンナ・セレズネヴァ(Anna Selezneva)と、ウェス・ベントレー (Wes Bentley)を起用、フォトグラファーはピーター・リンドバーグ(Peter Lindbergh)です。

 

その2. 『勝手にしやがれ』(原題:À bout de souffle) 仏1959年

主人公ジーン・セバーグ(Jean Seberg)の"New York Herald Tribune!" が耳に残る映画。

物語がどうこうというより、ジーン・セバーグがとにかく可愛いのです。

 

ショートヘアと、ボーダー、サングラス、そして「New York Herald Tribune」のTシャツ。

米ヴォーグ、1990年8月号はまさにこの映画がインスピレーションだった、というより模倣したエディトリアルでした。

 

スタイリストにグレース・コディントン(Grace Coddinton)、モデルはクリスティー・ターリントン(Christy Turlington)、フォトグラファーは1954年ドイツ生まれの女性ファッション写真家、エレーン・ヴォン・アンワース(Ellen von Unwerth)です。

 

映画自体も当時斬新な手法を多量に使用して話題をさらい、今日の映画スタイルに多大な影響を与えました。

 

その3. 『ジョンとメリー』(原題:John and Mary)米1969年

ダスティン・ホフマン(Dustin Hoffman)とミア・ファロー(Mia Farrow)が主演の映画。

朝ゆで卵を食べるシーンがなんともお洒落で、さっそく明日の朝に模倣したくなるほど。

 

後にスフレを焼くシーンもありますが、ダスティン・ホフマンの『クレイマークレイマー』のパンケーキを作るシーンといい、どうやら彼がキッチンに立つと素敵な映画になるらしい。

 

70年代(69年なので厳密には60年代ですが)の映画なのもポイントです。

ミア・ファローのファッション、ヘアスタイルはもちろん、インテリアもお洒落。

 

その4. 『サガン 悲しみよ こんにちは』(原題:Sagan)仏2008年

作家フランソワ・サガンの人生を描いた映画。
"ヒョウ柄"で連想するファッションアイコンと聞かれたら、きっと彼女の名前を挙げる人も多いでしょう。

 

フランソワ・サガンは、『ティファニーで朝食を』の原作者、トルーマン・カポーティも愛した作家と言われています。

デザイナーのイヴ・サンローラン、ピエール・カルダンも…。

 

物語の中で主人公が着こなす、リトルブラックドレス、ボーダーシャツ、トレンチコート、ギンガムチェック、エスパドリーユ、白シャツ、スカーフ。

 

1つ1つが定番アイテムだけれど、ものすごくお洒落。

それでいて気取らない、品のある素敵なスタイリングをこの映画から学びたくなります。

その5. 『ザ・ロイヤル・テネンバウムス』(原題:The Royal Tenenbaums)米2001年

グウィネス・パルトロー演じるマルゴット・テネンバウムスのモデルといわれているのが、上に紹介したF.サガンです。

ラコステのワンピースにペニーローファーという出で立ち…劇中はこのスタイルが彼女のユニフォームみたいになっています。

 

その6. 『クルーレス』(原題:Clueless)米1995年

カルバン・クラインの白のドレスに、チェック柄ブレザーとスカートが印象的なこの映画。

 

劇中で、主人公のシェールが、パソコンを使って服を選ぶ( "Dress Me" Computer Program )シーンがとても印象的です。

実際、今同じようなappがあるのも面白いところ。

 

最近は90年代ファッションのリバイバルがよく取り上げられていますが、この映画を観るとそのポイントが分かりやすいでしょう。

次の3つの会話は見逃さずチェックしてみてください。

ーカルバン・クラインについて
Dad:What the hell is that?
Cher:A dress.
Dad:Says who?
Cher:Calvin Klein.


ーアライアについて
Cher:Oh, no. You don't understand, this is an Alaïa.
Robber:An a-what-a?
Cher:It's like a totally important designer.


ーフレッドシーガルについて
Cher:Where's my white collarless shirt from Fred Segal's?"

 

その7. 『プルートで朝食を』(原題:Breakfast on Pluto)英・アイルランド2005年

英バンド、ルベッツ(The Rubettes)のデビュー曲 "Sugar Baby Love"など、70年代の音楽が満載の映画。

その時代背景と、主人公のポジティブさ、そしてカラフルでキラキラとしたファッションが印象に残る映画です。

 

舞台は1960~70年代のアイルランド。

母親に捨てられた孤児(主人公)が女装趣味に目覚めて、IRA(アイルランド共和軍)が幅をきかせる社会情勢の中、母親を探しにロンドンに行くお話です。

 

ビートルズやミニスカート大流行など、まさにスウィンギン・ロンドンの時代にあるので、サイケデリックなファッション、ロックバンドに興味がある方には特におすすめの映画。

伝説のファッションブランド、BIBA(あのアナ・ウィンターも愛用、ショップ店員をしていたことも)が好きな人にも楽しめる作品です。

 

併せて本を読むのであれば、『BIBA スウィンギン・ロンドン1965-1974』を手に取ってみてください。

何倍も楽しめます。

昔の時代背景が分かる、おすすめ映画たち

60~70年代を背景としたファッションやアート、音楽に思いを馳せる時間は、何よりも感慨深いものになるに違いありません。

 

ピザとコーラはアクション映画を見る時に味わうとして、今回ご紹介した美意識の高まる映画たちは、ぜひコーヒーや紅茶、チョコレートなど、普段より少しハイクラスなものを選んでみてくださいね。

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