開いた、広がった毛穴は肌のキメが乱れており、皮脂が多いのが特徴。毛穴の黒ずみやぶつぶつイチゴ鼻、角栓を治すお手入れのポイントとは?
肌をよく見ると気になる、毛穴の開き。
特に夏などは、皮脂の分泌も多くなり、毛穴がパックリ開いて目立ってしまうことも。
引き締め化粧水やスクラブなどでケアをしているけれど、なかなか改善されない…。
それは、もしかするとお手入れの方法が少しズレているか、何かが足りないのかもしれません。
資生堂の毛穴研究調査によると、毛穴が開いている人の肌に見られる特徴として、以下が挙げられるとのこと。
☑ 肌のキメが荒く、乱れている
☑ 毛穴がすり鉢状に開いている
☑ 皮脂量が多い
お肌をマイクロスコープなどで見てみると、正常なお肌の場合は、線が綺麗な格子状に並んでいます。
しかし、キメが乱れたお肌はこの格子状が見えず、溝が一方方向に刻まれていたり、ひどい状態だと溝自体見えず毛穴だけがぽつぽつと点在している状態です。
キメが整ったふっくら肌は、光が乱反射されるので毛穴は目立ちません。
しかし、キメが乱れた肌は毛穴がより目立ちやすくなってしまいます。
開いた毛穴の形状は、すり鉢状。
このような肌は新陳代謝(ターンオーバー)が乱れており、老廃物や角質などもうまく排出できず、くすみやシミ、ごわつきの原因にも繋がりやすくなります。
ぱっくり開いた毛穴肌はやはり皮脂量が多いのも特長。
これらは肌のキメを見出し、新陳代謝(ターンオーバー)を狂わせてしまう原因です。
皮脂量のおかげで毛穴がさらに押し広げられ、ますます目立ってしまうことも。
また、テカリで視覚的にも毛穴を目立たせてしまう、毛穴をカバーしてくれているコスメを落としてしまうなど、メイク的にも残念な結果に繋がっています。
毛穴を目立たせないお手入れのポイントは以下の通り。
必要な皮脂まで取り除かない、肌に優しいうるおい成分のある洗顔フォームなどで、しっかり洗顔をしましょう。
過剰皮脂を抑えることがまず第一のポイントです。
保湿はオールシーズン必須です。
肌が乾燥しているとキメが乱れてしまうので、水分を与えてふっくらしたキメに整えましょう。
皮脂が多いと潤っているように感じますが、これは肌の潤いを流していることもありますので、夏でもしっかり化粧水・美容液・乳液(クリーム)とスキンケアを行うことが必要です。
肌や毛穴を引き締める成分が配合された「収れん化粧水」使用もおすすめです。
過剰皮脂を抑え、毛穴の引き締めを促してくれます。
なお、普通の化粧水を冷やして使用しても、一時的にしか引き締められませんので、あまり意味はありません。
毛穴対策のスクラブやコスメなどを使用しても、根本の肌が整っていなければ、毛穴がいつまでも目立つ要因になります。
まずはお肌の余分な皮脂を抑え、キメを整えるために洗顔・スキンケアを再度見直しましょう。
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