こんにちは、フードデザイニストの笹生暁美です。

料理の味と部屋の雰囲気は、切っても切れない関係です。

上手に料理が作れたとしても、食事する自分の部屋が汚かったらおいしさは半減してしまいます。

自分の部屋ではわからなくとも、汚いカフェやレストランでは食事したいと思いませんよね？

食事への影響だけでなく、住環境は日常に多くの影響を与えています。

あなたのお部屋は整っていますか？

お片付けの嫌いな人は「部屋が汚くても、死にはしません」と言い訳します。

確かに生死には直接関係しませんが、いろいろと失うものもありそうです。

ピックアップしてみましょう。

「死にはしない」と言いましたが、汚い部屋にはゴミやホコリがあちらこちらに溜まっています。

カビや細菌だって繁殖しているでしょう。

それらが体に入って、はたして健康に良いものでしょうか？

健康によくなければ、当然美容にもよくありません。

体が機能してこその美しさですから。

部屋が汚いと不要なものを体に入れてしまいます。

すぐに影響があるわけでなくても、長く見たら決して健康にいいとは言えません。

美しく装っている女性の部屋が実は汚部屋だったら？

友人なら笑って過ごせますが、恋人となると引いてしまう人は多いでしょう。

だらしない女に見られてしまいそうです。

実際に知人の離婚理由は、奥さんが片付けをせず、汚い部屋に我慢できなくなったから、でした。

女性だけが掃除をしなくてはいけないとは思いませんが、相手に期待するより自分で片付けのスキルを身につけておきたいものです。

それに、きちんとした部屋に住んでいると、発する雰囲気も清潔感が醸しだされます。

一番汚く感じるお部屋とは、どんな状態でしょう？

人は視覚で判断しますから、床にものが散乱している部屋は汚く感じます。

家に帰りドアを開けて見える部屋の床一面に、物・物・物。

ああ、うんざりしてしまいます。

まずは、床にものがない状態にすることから、初めましょう。

床にあるものは、ゴミなどの大切でないもの、それから洋服など仕舞う場所が決まっているものに大別されます。

ゴミは問題なく捨てられますよね？

洋服や小物など、仕舞う場所が決まっているものは、さっさと仕舞いましょう。

これだけでも床の面積は広がるはずです。

そうしたら、掃除機もかけやすくなるでしょう。

「今、部屋が汚いので彼氏を呼べません」という友人の話を聞いて、部屋が汚いと行動も制限されるのだなと実感しました。

料理上手な人なので、もったいない話です。

部屋が整っていれば、食事を作ってあげて楽しい時間を過ごせるのに。

おいしい食事と整えられた場所。

毎日の質を上げる大切な要素です。