ピアニストが選ぶ、元気が出るクラシック音楽!男女や世代別におすすめの曲を紹介
元気のでるクラシック名曲を聴いてみませんか? 世代別(20代・30代・40代・50代以上)に人気のあるオペラ曲を動画で紹介。
こんにちは。ピアニストの小川瞳です。
みなさんは、元気を出したいとき、どんなクラシック曲を聴きますか?
人それぞれ、好みは違うものなので、基本的には自分の好みで好きな音楽を選ぶのが一番でしょう。
とは言っても、「特にお気に入りの曲が決まっていない」方や、「お気に入りの曲はあるけれど、自分にぴったりの曲があるのならそれを知りたい」という方もいらっしゃるはず。
今回は、曲選びの参考になるように、性別や世代別に音楽愛好家の傾向をご紹介します。
男性には、交響曲が人気があるようです。
それは男性の脳のほうが、複数の旋律を追うことが得意だったり、
さまざまな楽器の重なりを楽しむことを好む傾向にあるからと言われています。
女性には、ピアノソロや無伴奏バイオリンなど、シンプルな構成の音楽が人気なようです。
それは女性の脳のほうが、1本の旋律に没頭したり、感情移入して、音楽を聴くことが多いからだそうです。
男女差関係なく、たくさんの人に支持されているのが、オペラです。
圧倒的な歌唱力と、豪華なオーケストラによる華やかな音楽は、とても多くの人々の心を励ましているのですね。
世代別!人気のオペラ曲
やはり、世代によって惹かれる曲には違いがあるようです。
では、人気のあるオペラ曲の世代別の傾向を見てみましょう。
20代に人気のオペラ曲は、ワーグナーの「ワルキューレの騎行」や、ヴェルディのアイーダより「凱旋行進曲」といった、力強い楽曲です。
30代に人気の曲は、プッチーニのトゥーランドットより「誰も寝てはならぬ」や、ヴェルディの椿姫より「乾杯の歌」など、オペラの魅力が存分に発揮されている壮大な楽曲のようです。
40代に人気の曲は、ビゼーの「カルメン」やロッシーニの「ウィリアム・テルより序曲」のように、BGMとして長年親しみ続けている楽曲となっています。
50代以上に人気の曲は、やはりモーツァルトの作品が多いようです。
「フィガロの結婚」や「魔笛」、「ドン・ジョヴァンニ」など、オペラの名曲の数々はモーツァルトによって作り出されているのです。
オペラというのは長時間にわたる大曲がほとんどで、なかなか全曲通して聞くことはできませんが、有名な部分だけ取り出されて、よく音源化されています。
まずは有名な部分だけを聞きこんでみて、そのうちお気に入りが見つかったら、そのオペラの全貌を聞いてみるといいかもしれませんね。
オペラにはストーリーがついていますので、ストーリーも併せて理解していくと、奥深い楽しみを見つけることができるでしょう。
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ピアニストとして東京や茨城を中心に、ソロの演奏会やオーケストラとの共演など、数多くの演奏活動を行っております。
音楽心理士の資格も持ち、トークコンサートやコンクールの審査員もつとめております。
また長年に渡り執筆活動も並行して行っており、小説を3作品出版しております。
こちらのサイトでは、幼少時よりピアノを学び続け、クラシック音楽の世界に身を置く私ならではのコラムを執筆できたら、と思います。
よろしくお願い致します。
小川瞳 公式ホームページ https://ogawahitomi.amebaownd.com/
小川瞳作曲 笑顔のBGM
https://youtu.be/Qrt-stZPTb8
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