純ココアに生姜を入れたホットドリンクが、ダイエット時の飲み物として効果が期待できる?純ココアの栄養効能とジンジャーの健康効能をおさらい!
冷え性の味方、生姜。
すりおろしてお料理に入れたり、刻んでドリンクにしたり。
冷え性でなくとも、体温を上げるダイエット効果は、女性であればご存知の方も多いかと思います。
この生姜と、ポリフェノールたっぷりの純ココアという組み合わせがテレビで取り上げられたこともあり、大変人気となっています。
寒い冬の時期だけでなく、夏冷えも起きる真夏にもおすすめの「生姜ココア」について見ていきましょう。
「純ココア(ピュアココア)」には、豊富な天然ポリフェノールがたくさん。
老化の原因「活性酸素」を除去する抗酸化作用のほか、善玉菌を増やす作用により便秘を解消してくれたり、脂肪の蓄積を抑えてくれるなど、美容に嬉しい効果が期待できます。
特に最近では、フラバノールと呼ばれるカカオポリフェノールの1つが腸のむくみ解消に効果が期待できるとして、ぽっこり下腹部対策に挙げられています。
ほか、食物繊維やミネラルなども含まれています。
食物繊維は血糖値の急激な変化を予防してくれる作用もあるため、ダイエット中でなくても積極的に摂りたい成分の1つですよね。
ミネラルも、不足すると水分や塩分をうまく排出出来ずむくみの原因となったり、脂肪の燃焼吸収を抑える働きが弱まったり、また代謝低下を招くなどの恐れもありますので、上手に摂取したいですね。
生姜に含まれる特徴的な成分「ショウガオール」は、身体を内部から温めてくれることで有名ですよね。
擦りおろしても良いのですが、乾燥した生姜やショウガパウダーですと、深部まで熱を灯してくれるため、体温が上がりやすくなります。
基礎代謝の多くは胃腸で消費されます。
胃腸を温めることで、代謝を促進し、カロリー消費を滞りなく流してくれる作用があります。
血行が良くなると、栄養が体に行き渡りやすくなったり、自律神経を整えてくれたりと様々な健康効果を発揮してくれます。
1日3回、200mlの生姜ココアを飲む生活を、3週間ほど続けることで効果が期待できそうです。
ココアの量は商品の裏に記載されている作り方を目安にし、生姜を小さじ1大ほど混ぜましょう。
甘みが欲しい人は、純はちみつをスプーン1杯入れると良いでしょう。
こちらも精製された加糖蜂蜜ではなく、天然の純蜂蜜を使用しましょう。
ハチミツは、大さじ1で約62kcal。
100g換算すると294kcalなので、 100gあたり384kcalある白砂糖より実は低カロリーです。
ハチミツに含まれるブドウ糖、果糖は吸収されやすい構造のため、短時間で栄養補給が可能です。
身体が弱っている時、疲れが溜まっている時や、運動後で肉体疲労している時などの疲労回復に効果的です。
当然ですが、1歳未満の赤ちゃんには絶対にあげないようにしてください。
国際中医薬膳師の茂呂麻子先生によると、ナマの生姜は身体を温める効能が発散しやすく、温めパワーが留まりにくいと言われています。
そのため、生の生姜を刻んだりすり下ろして食べるより、乾燥生姜がおすすめということです。
純蜂蜜に純ココア、2つのWパワーを組み合わせて飲むと、指先までポカポカ、温かい効果が長時間続きます。
生姜は身体を温める効能があるものの、発散してしまい、温まるパワーがとどまらないと言われています。
これに対し、乾姜は乾燥させることによって発散力が弱まるため、身体にとどまって温める力が生姜よりもより高いとされています。
コーヒーや緑茶、紅茶ほどではありませんが、純ココアにも僅かながらカフェインが含まれています。
生姜ココアは1日1~2杯程度、なるべく朝や午前中に飲むことが望ましいでしょう。
生姜ココアを作る時は、甘い「調整ココア」ではなく、栄養素やポリフェノールを多く含む「純ココア(ピュアココア)」を選びましょう。
また、成城石井などではあらかじめ生姜を配合したココア商品も売られていましたので、作るのが面倒な人は既製品を活用するのもよいでしょう。
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