結婚指輪(マリッジリング)は、自分たちの手でハンドメイドするのがお勧め!その理由は、「結婚生活」に欠かせない大切な要素が含まれているから。新婚生活の快適なスタートにも繋がります。
こんにちは。手作り指輪の専門家リングプランナー飯田馨です。
当工房では、自分でコンセプトを創造して、自分で制作することを推奨しています。
その理由は、自分もしくは自分たちが作るという行為を通じて「結婚生活」に欠かせない大切な要素が含まれているからです。
今回は、「結婚指輪を手作りすると、どんな効果があるのか」をご紹介したいと思います。
こういう人は多いのですが、驚くくらいに自分に対して低い評価をしています。
「結婚指輪だから、◯◯でなければならない」という固定概念に縛られ、「結婚指輪を身につける意味」より「結婚指輪の価値」に高い評価をおいている側面があります。
手作り指輪は、「自己評価」ではなく、おふたりの「総合評価」で決まります。
ふたりで一緒に乗り越える共同作業となり、自分に自信が持てるようになります。
完璧な結婚指輪など、存在しません。
しかし、多くの方が求めるのは「一生毎日身につけられる結婚指輪」です。
夫が、結婚指輪をしていないことに、妻が内心では不満を抱いている。
その逆も然り。
結婚の証である左手の薬指にある結婚指輪は、ふとした時にパートナーや家族の幸せを考えるきっかけになります。結婚指輪には身につける意味があるのです。
ですが、外してしまうと、夫婦の仲はどんより暗いムードに包まれます。
小さいながらも不幸な状況を生み出しているのです。
誰もが初心者ですから、最初から結婚指輪を作れる人はいません。
「自分たちで幸せな結婚指輪を創る」という意識は、明るい雰囲気と会話が生まれます。
毎日身につけていれば、ふと結婚指輪を見た瞬間に、当時を思い出すことができるのです。
「向こうが○○なら手作りしたいけど…」という方もいますが、それはある意味、相手に依存しています。
相手がどのような結婚指輪を望んでいるのかは、自分ではコントロールできることではありません。
この時、「自分ではどうすることもできないこと」にはフォーカスしないことです。
一番大切なことは「自分はどうしたいか」「自分が今できることは何か」を感じることです。
結婚生活は、我慢や忍耐だけでは続きません。
そのためには、お互い円滑なコミュニケーション作りの機会が必要なのです。
手作り指輪では、そのコミュニケーションが自然と増える環境を作り出します。
相手に任せるのではなく、お互いにどんな結婚指輪が欲しいのか、“会話の時間”を確保することは、みなさんが思っている以上に必要なことだと思います。
手作りを選択することで、多少時間はかかっても、最後は直感で自分たちが欲しいと思える結婚指輪を見つけることができます。
結婚指輪を手にするまでの、1日のほんの少しの時間でも、ふたりの会話は意味のある行為なのです。
“愛着のある結婚指輪”は無理なく、夫婦関係の良好な関係にもつながり、自分から自然と身につける習慣を整えてくれます。
手作り指輪には多様な効果があり、今回はその一例をご紹介しました。
職種や遠距離など、“ふたりの時間”がなかなか確保できないカップルには、限られた一緒の時間をこのような結婚指輪を自分たちの共同作業で作る機会を、有効活用してほしいと願っています。
結婚指輪を手作りすることは、夫婦としての楽しい思い出として残ります。
何よりも、二人の距離をグッと縮める作業でもあるのです。
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