低炭水化物の新たなスター「カリフラワーライス」!アメリカで大ブームの後、最近日本のメディアやレシピサイトでも大人気の、糖質制限ダイエット向け食材です。
糖質制限ダイエットが定着している最近では、お米の代わりに玄米やブロッコリーで代用する人も増えています。
そんな中で最近特に人気を集めているのが、カリフラワー。
カリフラワーをお米に見立てて食べる「カリフラワーライス」は、ダイエット大国アメリカで人気に火がつき、日本でも有名レシピサイトやメディアなどで紹介され、ヒットとなっています。
カリフラワーライスの作り方はとっても簡単。
最近食べ過ぎたかなぁとお悩みの人は、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
虫や農薬を払うため、軽く水洗いしてください。
ボウルに水を入れ、茎を持って浸けて振るようにして洗うと良いでしょう。
カリフラワーをブロッコリー同様、房ごとにばらします。
お米のように細かく刻みます。
フードプロセッサーがある人はそちらを使うと楽ちんです。
フライパンでチャーハンのように炒めれば完成。
味付けはお好みですが、カレー味が最も好評のようです。
なお、余ったカリフラワーは冷凍も可能ですので、休日など時間のある際にでも大量に刻み、あとはジップロックなどに入れて冷凍してしまいましょう。
人気NO1は、カレー粉とソーセージを混ぜたドライカレー風。
またはカレールウを掛けて食べると、クスクスピラフのようで美味しいみたいですね。
チーズを入れてリゾットにする人も多いようです。
いつものご飯を半分に減らし、カリフラワーライスを混ぜて炊飯器で炊きます。
ほとんど違和感を感じないくらい美味しい出来上がりとなります。
カリフラワーはクセのない味なので、比較的どんな味付け・食材と一緒にしても美味しく頂けるのが嬉しいですね。
みじん切りハーブを混ぜたり。クスクス風にした異国の味わいもおすすめ。
日本食品標準成分表によると、カリフラワー100gあたりのカロリーは、約27kcal。
カリウムやビタミンC、カルシウムなどが豊富のほか、たんぱく質やマグネシウム、不溶性食物繊維なども含まれています。
余分な水分を排出し、むくみ予防に嬉しい働きが。
体内に摂取された塩はナトリウムとなりカリウムの働きによって運ばれますが、ナトリウム量が多いとカリウムが不足し、代わりに水分で塩分濃度を薄めようとします。
このため、塩分が高いものを摂取するとお水が欲しくなるのです。
当然お水の飲み過ぎでお腹はタプタプ、体質によってはむくみを引き起こすことも。
水分を大量に摂り過ぎると、今度はそれがうまく排出されずむくみの原因に繋がります。
ダイエット中で栄養状態の悪い人や、血流が悪い人などは体内に溜まりやすくなる傾向にあり、さらなるむくみを引き起こす原因にも。
糖質や脂質をエネルギーに変えたり、タンパク質と共に代謝を促す役割を持っています。
食べた栄養素をエネルギーに変換する作用があるので、脂肪を溜め込みにくくしてくれます。
なお、ビタミンB群は以下の通り。
☑ ビタミンB1:糖質をエネルギーに変えるのをサポート
☑ ビタミンB2:脂質などをエネルギーなどに変えるのをサポート
☑ ビタミンB6:たんぱく質などの代謝をサポート
☑ ビタミンB12:貧血改善など
☑ ナイアシン:糖質・脂質をエネルギーに変えるのをサポート、酵素の働きをサポートなど
☑ パントテン酸:糖質・脂質をエネルギーに変えるのをサポート、ビタミンCの働きをサポート
☑ 葉酸:細胞の生産や再生をサポート、造血作用
☑ ビオチン:皮膚や髪の健康を助ける
便秘の改善、老廃物を除去するなど、腸内の環境を整えてくれる食物繊維の中でも、水に溶けない「不溶性食物繊維」が多く含まれています。
水に溶けないので、水分を吸収して脹らみ、満腹作用も期待できます。
高い抗酸化作用でさまざまな老化を抑えるほか、免疫力を高めて健康を維持する作用も期待できます。
カリフラワーのビタミンCは熱に比較的強いので嬉しいところ。
ごはんを代表とする炭水化物が太りやすいと言われる理由は、血糖値の急激な上昇によるインスリン分泌が関係しています。
そして、血糖値が上昇するとインスリンが分泌され、血液中の糖分を細胞内に取り込み血糖値が下がります。
この時、余分な分は「体脂肪」として蓄えられていきます。
インスリンは、体脂肪の合成を活発にする作用があるので、ごはんは太りやすいと言われています。
プロ直伝「冷ごはんダイエット」の効果的なやり方。冷たいご飯(白米)は太りにくい! より
お米などの炭水化物(糖質)が悪者にされがちなダイエット界ですが、偏った食生活は何よりもダイエットの敵です。
糖質はエネルギー源であり、運動時にも必要とされています。
ですので、普段の食事のときは、炭水化物を食べる前に、血糖値の上昇を緩やかにする食物繊維を多く含む食材から食べるなどすれば、インスリン分泌を抑えることも可能です。
シーンごとに「食べ方」を変えることで、ダイエット中も上手に糖質と付き合っていくことが出来るのです。
栄養が不足すると代謝も上手に働きませんので、完全に糖質制限をするような食生活ではなく、食べる順番や時間などを工夫しつつ、バランスのよい食生活を送るのが近道です。
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