ゆがみを解消する「ねじり系ヨガポーズ」を紹介!ポーズの取り方のコツも解説。背骨をねじることによって、体の左右バランスや自律神経の働きを整え、ウエストを引き締める効果が期待できます。
こんにちは。美姿勢&アウトドアヨガ・ピラティスインストラクターの美宅玲子です。
普段の生活で、体の左右のバランスが崩れないように意識していますか?
気づかないうちに、座り方が左右対称でなかったり、どちらか一方の肩や手で偏って荷物を持っていたりする人が少なくないのではないでしょうか。
体の片方だけに負担がかかると、体がゆがんでしまいがちです。
また、年齢を重ねるごとに、意識して筋肉を使わないと、姿勢が崩れたり垂れさがったりしてしまいます。
今回は、体のゆがみ解消に効果がある「背骨をねじるヨガのポーズ」をいくつかご紹介します。
呼吸まで意識して正しくポーズを取ることで、ちゃんと効果を実感できるでしょう。
背骨は、私たちの体の中心軸です。
右利き・左利きといった利き手の影響などで背骨の左右が偏って使われているうちに、左右の筋肉がアンバランスになってゆがみが出てきたり、ひどい場合には、コリや痛みが感じられるようになったりすることもあります。
身体がゆがむと、ゆがみを埋めるようにして脂肪や老廃物がたまります。
ですから、ゆがみのある所には脂肪やたるみもあります。
背骨をねじることによって、それらのゆがみを解消していくことができます。
それ以外にも、次のような効果が期待できます。
- 筋肉のバランスが整います。
- 内臓が刺激されることで、内臓のマッサージ効果が得られます。
- 自律神経の働きが整い、すっきりした気分で過ごせるようになります。
- ウエストの筋肉を活性化することにもつながり、腰がキュッと引き締まります。
それでは、実際にねじり系のポーズを取ってみましょう。
腰をねじるというよりは、胸周りを開いて、背骨の中央をねじるイメージを持って行うのがおススメです。
- 座って、できればあぐらで右膝を立て、左ももの向こうへかけておきます。
- 坐骨を感じて骨盤(仙骨)を立て、息を吸って背骨を伸ばし、左手で右膝を抱えます。
- 吐きながら背骨を左へねじり上げていきます(らせん階段を上るイメージで)。
- 無理のない気持ちのいいところでポーズをキープし、呼吸を3~5回ゆっくり繰り返します。
- 息を吸いながらねじりをゆるめて、脚をほどきます。
- 反対側も同様に行います。
- 仰向けになり、息を吸いながら右膝を胸に引き寄せ、左手で持ちます。
- 吐きながら、右膝を左へ倒し、骨盤も倒すようにして背骨をねじります。
- 右腕は肩の横へ伸ばし、視線を右へ送ります。
- ゆっくりと3~5呼吸行い、背骨や内臓周りをマッサージされている感覚を味わいます。
- 息を吸いながら右膝を上に戻し、吐きながら脚を伸ばします。
- 反対側も同様に行います。
- 立って、息を吸いながら両手を頭の後ろへ添えます。
- 吐きながら上体を右にねじり、右肘を下へ、左肘を天に向けます。
- そのまま上の方を向いて、ゆっくり3~5呼吸行います。
- 息を吸いながら元の向きに戻ります。
- 反対側も同様に行います。
立ったままの姿勢を維持するために、お腹周りの筋肉を使います。
これが、筋肉の活性化につながります。
ヨガには、他にもさまざまなねじり系のポーズがあります。
左右均等に行えば、何種類行っても大丈夫です。
それぞれに、少しずつお腹や背骨への刺激も違うので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
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