【海外旅行の防犯対策】治安が悪い国で、日本人観光客が狙われやすい犯罪手口とトラブル対処法
日本より治安が悪く、事件や犯罪が多い海外へ旅行へ行くとき、気を付けたい犯罪手口と防犯ポイントを解説します。平和ボケした日本人観光客は要注意です。
海外で犯罪や事件に巻き込まれたことはありませんか?
不注意でせっかくの旅行が台無しになってしまわないように、海外で観光客が狙われる典型的な犯罪パターンを紹介します。
知ってさえいれば対応ができるので、心配はいりません。
親切に見せかけた強盗編
ケチャップ強盗
海外の観光地で一昔前に流行った、ひったくり方法です。
現在も、ブラジル・アルゼンチン・チリなどの南米を中心に未だによくあるパターンですので紹介します。
A「君!リュックにペンキが付いているよ!」
観光客「うそ。最悪。」
A「俺が拭いてやるから、リュックを降ろしなよ。」ティッシュ片手に。
観光客「さすが外国人は陽気で優しいね!」リュックを降ろす。
この時点でリュックを降ろしたらアウトです。最初のペンキはあなたのリュックを取るために、意図的につけたケチャップまたはクリームですので、焦らず対応しましょう。
これも南米やヨーロッパでは定番です。
特に地下鉄では気をつけましょう。
電車が到着するのと同時に、電車の入口付近に人が殺到する。
A「君、先に乗りなよ」人が多いなか順番を譲ってくれる。
観光客「さすが外国人は紳士だね。」
このときそのまま電車に乗るとアウトです。
電車に乗ってから、あなたはポケットの財布と携帯がないことに気づき、そしてAはおろか、ホームに殺到していた人たちも電車内にいないことに驚くでしょう。
Aも殺到した人達もすべてがグルなのです。
これはパリやロンドンなどのヨーロッパの大きい都市でよく見かける方法です。
ABC「お兄さん英語喋れる?」
観光客「イエス」
ABC「募金(署名)活動をしているのだけど、これ読んでくれますか」紙を目の前に出す。
ここでアウトです。紙の内容を読んでいるうちに、あなたのカバンから財布は抜き出されます。
ABCがあなたを足止めしている間に、他のDが財布を持ち去るので、気づいたときには手遅れです。
これは世界中でよくありますね。日本でもあると思います。
すれ違い様に身体の一部を当てられ、持っていた物を落とす。
「ガシャン」と物音がした時に、振り返ったらアウト。その人はあなたに対し「大事なものが壊れたから弁償しろ」とお金を請求してくるでしょう。
これは途上国で多いパターンです。
特に偽札が出回っている国に行くときは注意しましょう。
タクシーを降りる時にお金を渡した後
A「このお札は破れているから使えないよ。違うお札はない?」
観光客「じゃあカードでお願いします。」
アウトです。
この時、運転手はあなたから紙幣を受け取った瞬間に、偽札と入れ替えます。
そして、「この紙幣は使えない」と言って偽札をあなたに返すのです。
こうして運転手は2重に課金し、あなたはその後、買い物をした時に自分が偽札を持っていることに気づくのです。
恐喝強盗編
最後に、ナイフや銃を突き立てられて、脅されたときの対応をお教えします。
時計・携帯・財布すべて保険で戻ってきます。
変に抵抗して一生傷を負ってしまったり、命を失ってしまっては、元も子もありません。
素直に渡して、最寄の交番で盗難届けを出しましょう。
海外は日本より基本的に治安が悪いものと考えよう
基本的に犯罪の多くは、自分の注意次第で防犯できます。
ナイフや銃による犯罪も、まずそういった犯罪が起こるような環境に身をおかないことで防ぎましょう。
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