青森県・弘前さくらまつりでお花見!GW期間情報(混雑・アクセス・駐車場・お化け屋敷などの露店・おすすめグルメ・関連イベントなど)
お花見を逃した方、少し北上してみて下さい。
ゴールデンウィークにちょうど桜の満開を迎える地域があるのです。
今回は、津軽・弘前城で開催されるさくらまつりの魅力をご紹介いたします。
弘前城は、江戸の藩政時代に津軽家の居城として建設されたお城です。
別名「鷹岡城」や「高岡城」とも言われており、津軽地方の政治経済の中心地でした。
天守閣や櫓は当時のままで現存されており、城跡は国の史跡に指定されています。
所在地は青森県弘前市にあり、小説家の司馬遼太郎が「日本七名城の一つ」として紹介したこともある、小さく美しいお城です。
毎年GW期間に「弘前さくら祭り」が行われており、ちょうど連休に桜が満開となることが多いようです。
ソメイヨシノを中心に、シダレザクラや八重桜など、約50種類の桜が2600本以上植えられています。
弘前公園の桜は「死ぬまでに行きたい!世界の絶景(The unparalleled view in the world)」でも紹介されており、その美しさは「日本一の桜」と称されています。
毎年国内外から多くの観光客が訪れる桜の名所です。
公園自体は無料で開放され、沢山の屋台や露店が立ち並んでいて非常ににぎやか。
桜のトンネルや、お堀を埋め尽くす花びら、その中をゆったりと進むボートなど、風情溢れる景色を堪能出来ます。
本丸・北の郭と植物園は有料ですが、夜は大々的にライトアップがされ、デートスポットとしても大変好評なエリアです。
有料区域および有料時間
■本丸・北の郭/午前7時~午後9時
(5/6は午前9時~午後5時)
■植物園/午前9時~午後6時
(入園券の販売は、17:30まで)
入園料
■本丸・北の郭/大人310円 小人100円
(団体料金:大人250円 小人80円)
■植物園/大人310円 小人100円
(団体料金:大人250円 小人80円)
■共通券/大人510円 小人160円
(団体料金:大人460円 小人130円)
(本丸・北の郭、植物園、藤田記念庭園)
弘前さくら祭りの目玉は桜だけではありません。
お城を囲む広大な公園全域に沢山の露店が出店しています。
その中でも人気のグルメが、弘前さくら祭り限定『黒こんにゃく』。
手のひら大以上の大きさの四角いこんにゃくを、真っ黒なたれに漬けて煮込んだ食べ物です。
串に刺してそのままかぶりつけば、熱々のこんにゃくの食感と染み込んだ煮汁の味が口いっぱいに広がります。
祭の期間は、男女問わずこの黒こんにゃくを食べながら歩く姿が見られます。
ほか、ベビーカステラやリンゴ酢なども人気です。
古き良きレトロなお化け屋敷も期間限定で設置されており、最新の仕掛けなどいっさい無いもにもかかわらず、入る前から妙な威圧感と冷気を感じると言われている不思議なスポットです。
祭の開催期間は大変混雑しますので、周辺の施設に止めて歩いて公園まで行くのが快適です。
追手門広場内や弘前公園東門の周辺施設、図書館などが距離も近くオススメですが、埋まってしまった場合は歩いて20分ほどにある臨時無料駐車場を利用しましょう。
駅からはシャトルバスも出ているので、車を駅に置いてバスで移動、もしくは駅から公園までは一本道ですので、のんびり散歩をしながら歩いてみてもいいかもしれません。
公園内は全域で無料wifiが使用できます。
多くの人で賑わう祭のシーズンは、街中で様々なイベントが開催されます。
巨大な鍋でグツグツ煮込んだ郷土料理のカニ汁を無料で楽しめます。
ギネスに挑戦している巨大アップルパイの実演販売です。
伝統のこぎん刺しをワークショップで体験できます。
地元で開かれる津軽三味線の世界大会。当日券は¥2000、両日券¥3500から。
園内:28日
外濠:26日(南側)、27日(北側・東側)
西濠:28日
桜のトンネル:29日
本丸(有料区域):5月1日
弘前城の他にも、弘前は見どころがたくさんあります。
歴史ある建物が多く立ち並ぶレトロな街並みや、地元グルメが集う食事処まで。
特に観光客に人気のスポットをいくつかご紹介します。
曹洞宗の寺院が33寺も建立された、全国でも珍しい寺街エリア。
吉永さゆりさんがモデルを勤めた『JRの大人の旅のキャンペーン』でも紹介され、パワースポットとしても人気を集めています。
弘前城から徒歩で15分ほどの場所にあります。
津軽が生んだ文豪、太宰治が青春時代を過ごした場所としても知られています。
太宰が当時暮らしていた部屋や使っていた机がそのまま残されており、メモ書きや写真などの貴重な資料が展示されています。
まるでタイムトリップしたかのような景色を、ぜひ一度お楽しみください。
弘前は珈琲店が非常に多い街でもあります。
珈琲は幕末の頃からむくみの予防として嗜まれており、珈琲の粉を小鉢で擦り、麻袋に詰めてのんびり淹れた『幕末藩士珈琲』が人気メニューの一つです。
町中に多数の喫茶店が並ぶ弘前は、「珈琲のまち」とも呼ばれています。
明治から大正、昭和時代にかけて建てられたレトロな建物で、歴史に思いを馳せながら珈琲を味わってみて下さい。
弘前駅から10分間隔で運行している100円バスを利用すると便利です。
車で行く場合は城周辺にある臨時駐車場を利用しましょう。
車:東北自動車道⇒大鰐IC⇒国道7号線⇒弘前へ(約10-11時間)
電車:東北新幹線はやて号⇒新青森へ⇒特急つがる⇒弘前へ(約4時間)
飛行機:羽田空港⇒青森空港⇒弘前行バス⇒弘前へ(約2時間10分)
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