大震災に備えよう!これだけは絶対準備しておくべき災害グッズ一覧

執筆者: 大西 紘平 職業:アパレル接客・暮らしガイド
災害に対するリスクは常に付きまとう

東日本大震災を契機に災害に対する意識が高まりました。地震の危険性を再認識した方も多いのではないでしょうか?
地震大国である日本はどこに住んでいても地震に対するリスクを抱えています。そのため日頃から災害に備えておくことが非常に大切です。

いつ地震が起きても逃げられるためには、災害グッズを準備しておかなければいけません。

でも何を揃えたらいいか迷うと思います。
普段から何を備えるべきか?是非備えておきたい物をピックアップしてみました。

 

 

災害のために備えておくべきもの
飲料水と非常食

もしインフラが途絶え、誰かの助けを待つことになるときに必要です。特に飲料水は必ず常備しておくようにしましょう。
持ち運びの事を考えて2リットルペットボトルを最低2本、非常食は缶詰やクラッカーなど軽くて長期間保存できる物があるとベターです。

 

 

貴重品

現金・身分証明書・印鑑・保険証といった貴重品も、災害袋へ入れておくことをおすすめします。

 

災害が発生した際は、いつ現金を下ろせるか分かりません。数日~1週間ほどは過ごせる分の現金は入れておきましょう。

身分が証明できるものも、しっかり備えておきましょう。災害時に身分が証明できなくなると、とても大変です。

 

ただし、これらの貴重品の管理には十分気をつけなければいけません。

日頃から、定期的に中身の確認をしましょう。また、災害発生時も安全に取り出すことができるところに保管しましょう。

 

下着、衣類、防寒具

災害が発生したら、水道も電気も止まってしまう可能性が高いです。

もしかしたら何日間も洗濯ができなかったり、お風呂に入れないかもしれません。

替えの下着や衣類を備えておけば、不潔さによるストレスを多少抑えることができます。

 

また、災害は真冬に発生する可能性もあります。

もし電気・ガスが止まったら、もちろん暖房も使用できません。

毛布やカイロなどの防寒具も必ず備えておきましょう。

 

懐中電灯と電池、ロウソクとマッチやライター

懐中電灯は必ず1つ入れておきます。電池も予備を含め数個は必要です。単3と単4電池も良く使うので常備しておきましょう。


ロウソクとマッチも万が一懐中電灯が切れたときのセーフティネットとして活用します。明かりがあると心を落ち着かせることができるので有効です。

ライターがおすすめですが、近年は固く着火しづらい物が増えたためご高齢の方では使えない可能性があります。安くて使いやすいマッチも一緒に入れておきましょう。湿気やすいので年1回は交換が必要です。

 

 

包帯と消毒薬、ガーゼやハサミ

万が一怪我をしたときの応急処置に使います。ハサミは多用途に使えるので必ず入れておきましょう。絆創膏もかさばらないためあると便利です。

 

携帯ラジオと充電器(バッテリー)

災害時にはスマホやネットがほぼ使えません。回線がパンクするおそれがあり、規制がかかるためです。情報を得るためにラジオを必ず準備しておきましょう。手巻き式のラジオも市販されています。


回線復活後の事も考えてスマホなどの充電器があるとなお良しです。予備のバッテリーか充電器も用意すると電池切れにも対応できます。

 

レジ袋(ゴミ袋)、ラップとホイル、紙皿と割り箸

これらは食事の際に使います。レジ袋はゴミ入れのほか多用途に利用することが可能です。

また、大きなゴミ袋は防寒具としての役割も果たせます。


災害時は普段と違い、限られた資源を使わなければいけません。ラップとホイルは食料を一時保管する際や、紙皿に巻いて汚したくない場合に使います。特にホイルは日光を集めたり、光を反射させ目印にする使い方もできます。

 

ポケットティッシュとマスク、ハンドタオル

ポケットティッシュも多用途に使えます。

災害時には塵が空気中を舞うことが多いのでマスクは必須です。主に防塵用に利用します。

ハンドタオルは止血や拭き取り用ですが普通のタオルでもかまいません。できればキッチンペーパーも一緒に災害袋へ入れておきたいところです。

 

条件に当てはまる方が備えておくべきもの
女性:生理用品

女性の方は生理用品を準備して置いてください。

たとえ予定日ではなくても、災害のストレスによって生理になってしまうことがあります。

 

また、生理用品は怪我をした際の止血帯としての使い方もあります。

 

持病をお持ちの方:薬

何かしらの持病があり、いつも服用している薬がある方は、その薬を災害袋にも入れておきましょう。災害が発生したら、いつも通っている病院や薬局が通常営業できなくなってしまう可能性もあります。

目が悪い方:眼鏡

目が悪い方、コンタクトレンズを使用している方、老眼の方は予備の眼鏡を入れておきましょう。

普段眼鏡をかけているかたも、災害時に割れてしまう可能性があるので、必ず予備を用意しておきましょう。

 

赤ちゃんがいる方:ミルク、ベビーフード、おむつ、おしりふき

赤ちゃんがいる方は、赤ちゃんが生活するために必要なものも備えておく必要があります。

 

普段母乳が出ているお母さんも、必ず粉ミルクを入れておいて下さい。

災害のストレスによって、母乳が出なくなってしまう可能性があります。

ベビーフードは赤ちゃんの成長過程によって内容が変わると思います。常に1ヶ月先までのものを入れておくことをおすすめします。

 

おむつは赤ちゃんの必需品ですが、それに合わせて必ずおしりふきも準備しましょう。

体を清潔してあげることによって、赤ちゃんがグズることを抑えられるかもしれません。

 

おわりに

災害時には日頃からの備えができているかどうかで生存率が変わります。大げさですが備えは大切です。
今回ご紹介したものの他にも余裕があれば毛布や衣類、簡易トイレも入れておくと安心です。特に簡易トイレは備えておくだけで精神的な安心感も生まれます。

まだ準備していない方は今からでも遅くはありません。100円ショップで購入できるグッズも多数ありますので、いざという時のために備えてみてはいかがですか?

 
 コラムニスト情報
大西 紘平
性別:男性  |   現在地:香川県  |   職業:アパレル接客・暮らしガイド

コラムをご覧いただきありがとうございます。

服飾専門学校を卒業後はアパレル業界へ数年間身を置いていました。
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