カフェオレとカフェラテの違いは?エスプレッソって?コーヒーの種類と味の特徴

珈琲の種類と味の特徴を学ぼう!カフェオレ・カフェラテ・エスプレッソの違いや、アメリカンコーヒーなどの雑学をまとめてみました。

執筆者: Latte Columnist
コーヒーの種類と味の特徴

コーヒーの歴史は非常に古く、900年頃には、既にアラビアの医師によってその存在が記されています。
多くの人に愛されてきたコーヒーは、現在ではさまざまな種類に分けられており、それぞれ特徴を有しています。

 

 

エスプレッソはすべての基本

コーヒーの基本となっているのは、「エスプレッソ」です。


これは非常に強く焙煎した豆を短時間で出すものであり、一般的にとても苦く、濃い味に仕上がっています。
ただし、イタリア式の飲み方では砂糖をたくさん入れて飲むので、必ずしも「苦い味で飲まなければいけない」というものではありません。

 


エスプレッソは専用のマシンを使って作ります。

直火で作る方法もありますが、これを一般家庭でやろうとするとかなり時間がかかるので、効率はよくありません。

このエスプレッソは、たくさんあるコーヒーの種類の「ベース」ともなるものです。
カフェラテはここに牛乳を注いだものですし、泡立てた牛乳を注ぐことでカプチーノにもなります。

カフェオレとカフェラテの違い

さて、しばしば話題に上るのが、「カフェオレ」と「カフェラテ」の違いです。

カフェラテは、上でもお話した通り、エスプレッソに牛乳を注いだものです。
対してカフェオレは、「ドリップ式で抽出したコーヒーに牛乳を注いだもの」です。

 

ドリップとは

「一杯抽出型」とも呼ばれるものです。

フィルターに粉にしたコーヒー豆を入れてお湯を注いで作るものであり、その手軽さがとても魅力です。

 


カフェオレとカフェラテ、どちらが優れているという話ではなく、「味の方向性の違い」「作り方の違い」で2つを差別化する方が的確でしょう。

 

アメリカンコーヒーは「焙煎度合い」を見よ

アメリカンコーヒーについて知るときには、「焙煎度合い」を知らなければなりません。

焙煎の度合は8段階に分けられますが、アメリカンコーヒーの場合は、「ミディアムロースト(アメリカンローストとも)」と呼ばれる焙煎度合いの豆を使います。

これは、浅煎り側から数えて3つめに位置し、比較的浅く煎った豆を指します。

 

エスプレッソに最適と言われる焙煎度合は、7~8(まれに6も)の深煎りであるのに比べて、非常に軽い仕上がりになるのです。

しかもお湯をたっぷり注ぐので、その味わいは軽く、薄めの味に仕上がります。

 

 

日本とヨーロッパでは味が違う?

ただ、ごく個人的な主観ですが、日本における「アメリカンコーヒー」と、イタリアやフランスにおける「アメリカンコーヒー」では、味が大きく違うと感じています。


イタリアやフランスで「アメリカンコーヒー」を頼んでも、日本のエスプレッソ並みの濃さで出てくることが多く、非常に濃厚でした。
「苦いコーヒーが苦手だ」「日本で飲むエスプレッソがちょうど良い味だと思っている」という人は、海外旅行に行く際は、少し気を付けた方がよいかもしれません。

 

 
 

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