お砂糖は肌を老化させるって本当?老化の原因「糖化」を防ぐ抗糖化対策を、アンチエイジングアドバイザーが解説。運動不足や甘いものばかり食べる食生活は老化を早めます。
こんにちは。アンチエイジングアドバイザーの大森美有です。
沢山の美味しいスイーツがあふれる世の中、お砂糖を摂取する機会は多いでしょう。
しかし、お砂糖は摂りすぎると老化を進行させてしまいます。
みなさんは、糖化という言葉をご存知ですか?
最近では、「酸化→錆びる」「糖化→焦げる」と、話題を集めていますね。
パンやホットケーキを焼くとこんがり焼けてきつね色になるのは、実は糖化反応なのです。
糖化とは、「AGEs(糖化生成物)」を生成する反応のことです。
このAGEsは、毒性を持ち老化を進行させる物質と言われています。
では、AGEsはどのように生成されるのでしょうか。
- 体内で作られる
たんぱく質と糖が結合し体温で加熱されて、体内でAGEsという成分が発生します。
- 食べ物から取り込んでしまう
食べ物から取り込まれたAGEsは、消化の際に分解されますが、約7%が排出されずに体内に蓄積します。
- 皮膚老化
- 糖尿病
- 骨粗そう症
- アルツハイマー病
- 白内障
- 動脈硬化
- がん
- 脳梗塞
- 心筋梗塞
糖化が進むと、様々な老化や病気を引き起こすリスクが高まります。
GI値の高い食品は血糖値が上がりやすいため、GI値の低い食品を選び、糖化を抑制しましょう。
血糖値が上がりやすい食品としては、白く精製されたものです。
例えば、白米・小麦粉・白砂糖などは高GI値食品です。
それに対し、そば・麦・全粒粉・ライ麦・などは低GI値食品となります。
●関連コラム
白米は太る?管理栄養士が教える、お米がダイエットに不利な2つの理由
空腹時にお砂糖たっぷりの甘いお菓子やジュースは避けましょう。
また、糖化した食品(揚げ物・しょうゆ・ベーコン・ドーナツ・ポテトチップス・コーラ・コーヒーなど)の摂り過ぎにも注意が必要です。
●関連コラム
糖質=悪ではない!アスリートフードマイスターが教える「砂糖(糖類)」の取り入れ方
毎食の食べる順番は大変重要です。
まずは野菜・海藻類などの食物繊維。
次に肉・魚などのたんぱく質。
その後、ごはんやパンの炭水化物といった順に食べると良いでしょう。
ゆっくり食べることも心がけましょう。
血糖値がもっとも上がる食後の1時間。
この時間に運動をすることをおすすめします。
ウォーキングは、抗糖化や生活習慣病に良いと言われています。
また、有酸素運動を積極的に取り入れてみましょう。
●関連コラム
有酸素運動は1分でもダイエット効果あり!脂肪燃焼しやすい5つのポイント
糖質は人間のカラダのエネルギー源になりますが、糖を摂りすぎてしまうと肌老化や生活習慣病の原因になってしまいます。
糖化させない生活を心がけ、健康で若々しいカラダを保ちましょう。
|
|
関連コラム
-
-
BEAUTY LATTE
-
-
-
|
|