マウンティングは女性だけじゃない。マウンティング男子の特徴と流し方

マウンティング男子の特徴と、マウンティングされたときの対処法を紹介。自分の方が格上だアピールをする人とは、どのように付き合っていけばよいのか考えてみましょう。

執筆者: Latte Columnist
マウンティング男子の特徴と、上手な付き合い方

「マウンティング」という言葉、現在では非常によく聞かれるようになりましたね。

今回は、この言葉の意味と、マウンティングをしてくる人の心理や、その付き合い方について考えていきましょう。

 

 

人間同士で格付けしあう「マウンティング」とは?

本来、動物がほかのものに馬乗りになる行動を言います。

これは、動物社会ではよく見られる行動であり、ドックトレーナーのなかにはこのマウンティングを上手に躾けることができると打ち出している人もいます。


さて、この「マウンティング」というのは、動物の場合はいくつか理由があります。

たとえば、性愛行動などです。

 

ただし、これが人間を対象として使われる際は、「相手よりも自分の方が格上であるというアピールや考え方」という意味で使われることが多いようです。

女性同士の場合、彼氏やブランドファッションなどで恐るべきマウンティングが行われ続けています。

 

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「自分の方が給料が上がった」とアピール!

たとえば、誰かが「給料が上がった」という雑談に対して、「自分はもっと給料が上がった」と主張するなどの行動が挙げられます。

 

不幸自慢もマウンティングの一種

また、このマウンティングは、実は「良いこと」に対してだけ行われるのではなく、「良くなかったこと」に対しても行われることがあります。

 

「子どもの頃にいじめられて悩んでいた」という人に、「自分はもっとひどいいじめにあっていて、転校まで余儀なくされた」と主張するなどです。

 

女同士だけじゃない!マウンティング男子も存在する

この「マウンティング」は、しばしば「女性はコワイ」というように、女性だけのもののように思われがちです。

ですが、マウンティングは誰にでも起こりうるものです。

 

例えば、男性は、地位や役職・肩書に敏感な生き物。

また、女性よりもさらにプライドが高い傾向があります。

さらに、女性に「スゴイ」と言われたいという欲求を持っているので、これらが混じり合って「自分の方が格上だ」とアピールしてくることもあるのです。

 

恋人や男友達、会社の同僚・上司など、身近なところにこんな男性がいたら、要注意です。

 

マウンティング男子のあるある事例

合コンなど、プライベートな場面で名刺を出してくる

聞いてもないのに年収や車種を言う

「仕事が忙しくてさ…」が口癖

☑「昨日ほとんど寝てない」等、不健康アピールをする

「そんなことないですよ」と言ってもらいたがる

上から目線のアドバイスをしてくる

知り合いや親せきにすごい人がいると自慢してくる など

 

主に男性の場合は「収入・学歴・勤め先・人脈」が主なようです。

女性の場合「彼氏(夫)について・ファッション」などでマウンティングしてくることが多いので、差を見ると割と面白いですね。

 

マウンティング男子の上手な対処法

「そういうことを言われるのは嫌だ」とはっきり告げられたら楽ですが、上で話したように、相手はプライドが高いので、刺激するのは得策ではありません。

また、マウンティングの根底にあるのはコンプレックス(劣等感)ですから、なおそうと働きかけても、そうそう簡単に治るものでもありません。

 

マウンティング男子は「上手く聞き流す」のが正解!

もっとも効果的な対策は、過剰に反応せず「流す」というものです。

「そうなんですか」と一言だけ言って流してしまえば、相手も言葉の接ぎ穂を失うことでしょう。

 

反応が悪いと申し訳ないと思って熱心に聞いているふりをすると、嬉しくなった相手は、さらに自慢してくる恐れがあります。

特に、毎日のように会う男性の場合、マウンティングのターゲットにされてしまっては大変です。

 

「かわいそうな人だな」とか「考えようによったら単純でかわいいかも…」などと、心の中で思うことで、自分をガードしつつ、上手く聞き流すことをお勧めします。

 

マウンティング男女を華麗にスルーするスキルが求められている

マウンティングは、誰にでも起こりうるものです。

ある人にとってはマウンティングとは思えない行動であっても、受け取り方によってはマウンティングだと思われる可能性もあります。

 

「自分はしていないかな?」と、胸に手を当てて考えたいものですね。

 

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