「お腹痛い…」電車で突然の腹痛!便意をなんとかこらえる方法
満員電車や通勤電車で、急に腹痛(便意)が襲ってきた場合の対処方法!お腹を温めたり、肛門の筋肉を締めたり、ツボ押しは効果的です。
「腹痛」はいつ襲ってくるかわからないもの。
特に、トイレがない電車内などで激しい便意を催してしまったときは、気が気ではありません。
- 「通勤中の電車のなかでお腹が痛くなった」
- 「降りられない電車のなかで腹痛になった」
- 「次の駅までまだ10分はあるのに、お腹が痛くて仕方がない!」
ストレス性の下痢や、あるいは食あたり、まさか冷房が原因…?
いや、それより早くトイレに行きたい!
このような状態になったときは、どうすればよいのでしょうか。
まずは「お腹を温める」という方法を試してみましょう。
冬場の時期などは、使い捨てカイロを持ち歩いている人も多いのではないでしょうか。
これをお腹にあてて、お腹を温めるようにします。
使い捨てカイロがないのであれば、温かい飲み物(ペットボトルや缶飲料)を利用しましょう。
「夏場だから使い捨てカイロは持っていない」という人もいるかもしれません。
そのような場合は、とにかくお腹に手を当てて優しくさすってあげるだけでも多少効果があります。
まずは、この方法を試してみてください。
同時進行でやって欲しいのが、「括約筋(かつやくきん)を締める」という方法です。
括約筋は、お尻に存在する筋肉で、これを締めるとお尻の穴もぎゅっとすぼみます。
迫り狂う便意は抑えることが難しくても、物理的に漏れてしまうことを避けられます。
慣れていないと難しいかもしれませんが、この方法も極めて有用なので行ってみてください。
便意は波があるタイプもありますから、このような行動をしているうちに、便意がおさまることもあります。
下痢や過敏性腸症候群に効くツボを押すというのも一つの方法でしょう。
電車のなかでも押しやすい箇所を考えましょう。
まず、ヘソから指4本分下がった場所にある「関元(かんげん)」というツボ。
それから、ヘソ横から指3本分離れた場所にある「天枢(てんすう)」というツボ。
左右2つあり、おへそを頂点として、三角形を描くような位置にあります。
また、立った姿勢で押すのは少々難しい場所ではありますが、急激な腹痛(下痢)の場合は、「梁丘(りょうきゅう)」というツボが効くと言われています。
梁丘は、膝の少し外側、膝の皿の上から6センチのところにあります。
電車のなかで襲い掛かってくる腹痛は、非常に苦しく、私たちを悩ませるもの。
もちろん一番いいのは、「すぐに降りてトイレに駆け込む。続くようなら病院で一度診察を受ける」という方法ではあります。
ですが、そうできない時のために「急場のしのぎ方」も覚えておきたいものですね。
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Latte Columnist
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