[東京圏の電車混雑ランキング] 満員電車第1位は?混雑率TOP7を調べてみた
東京都心に向かう首都圏の主要鉄道、混雑ランキング!混雑率トップ7の路線と区間、ピークの時間帯を紹介。毎日毎朝の満員電車で疲れる人は、引っ越しの参考にしてみて。
毎日毎朝の満員電車に、身も心も疲れ果てた…という会社勤めの人も多いのではないでしょうか。
でも、苦しんでいるのはあなただけではありません。
今回は、首都圏の主要鉄道の混雑ランキングをご紹介します。
●関連リンク
首都圏の「混まない電車」はどこ?乗車率100%は"空いている電車"枠らしい
国土交通省が、「平成27年度の東京圏における主要区間の混雑率」というデータを出しています。
まずは7位。
これには、東京メトロの千代田線、町屋→西日暮里がランクインしています。
特に朝の7:45~8:45の1時間がすさまじく、73,564人もの人を運んでいます。
ここの混雑率は178パーセント。
7位の段階で「178パーセント」という数字を出しているところに、絶望的な気持ちになる人も多いのではないでしょうか。
6位にランクインするのは、だれもが知っているJR東日本の「東海道線」。川崎から品川に向かう電車です。
この電車の場合は、7:39~8:39が混みあいます。
運んでいる人数こそ、63,670人と7位よりも少ないものの、混雑率は182パーセントです。
5位に入っているのが、東急の「田園都市線」池尻大橋→渋谷の路線です。
東京の都心部にある渋谷に向かうこの電車は、7:50~8:50が混みあい、乗車率は184パーセント。
78,687人を運びます。
4位に入っているのは、JR東日本の中央線(快速)の、中野→新宿のライン。
ここは少し遅めの、7:55~8:55が混み合います。
83,260人もの人を運ぶこの電車の乗車率は、なんと188パーセントです!
いよいよトップ3の発表です。
3位は、小田急の「小田原線」。
世田谷代田→下北沢のラインで、7:46~8:48のデータです。
73,573人を運び、乗車率は191パーセントです。
2位に入っているのが、これもJR東日本の横須賀線。
武蔵小杉→西大井のラインで、7:26~8:26のデータです。
ここは、運ぶ人数は36,010名とかなり少ないのですが、乗車率は193パーセントを誇ります。
恐怖の第1位は、次の2路線です。
同列1位にランクインしたこの2つの路線に至っては、乗車率はなんと199パーセントです。
JR東日本「総武緩行線」錦糸町駅→両国駅
ピークの時間帯 … 7:34~8:34(輸送人員 76,760名)
ピークの時間帯 … 7:50~8:50(輸送人員 76,665名)
ちなみに199パーセントというのは、「人と体が接する状態。本などはなんとか読めるような余裕はあるが、新聞は無理」というような状態です。
何がつらいかというと、これが「1年に1回だけ」というのではなく、ほぼ毎日だという事実です。
総武線に乗った人は、「2年間通ったけれど、1度たりとも『もう引っ越そうかな』と思わなかった日はない」と言っていました…。
「空いた電車で快適に通勤・通学したい」
これは、都市部で暮らす多くの人の願いではないでしょうか。
満員電車で受ける肉体的・精神的ダメージは、慣れていくとはいえゼロにはなりません。
路線や時間帯を考えて、少しでも混雑の少ない電車で通いたいですね。
- 参考資料 国土交通省 政策・仕事>鉄道>都市鉄道の整備「3.混雑緩和対策」- 都市鉄道の最混雑区間における混雑率 http://www.mlit.go.jp/tetudo/tetudo_tk4_000002.html
|
|
Latte Columnist
|
|