体温計なしで体温を測る方法は?おでこで熱を測るのは意外と当たる
体温計なしで体温を測る方法を紹介。特に乳幼児は、急な発熱が多いもの。外出先など、体温計がない場合でも、だいたいのお熱がわかれば安心できます。
- 「熱があるみたいだけど、出先なので体温計を持っていない」
- 「熱がありそう。体温計を出したいけど、どこにいったか分からない。体が辛いときに探すのも大変・・・」
こんな悩みをもつ人もいるのではないでしょうか。
今回は、そんな方のために、体温計なしで体温を測る方法をご紹介します。
漫画や映画、あるいはドラマの中などで、「相手の風邪を心配する人が、おでこをくっつけて体温を測る」というようなシーンを見たという人も多いのではないでしょうか。
実はこれは、昔からある方法ながら、信頼性が高い測り方だと言われています。
乳幼児の場合は、大人の頬を赤ちゃんの額につけて測ります。
頬は外気温を、おでこは体の内側の体温の影響を受けやすいところですから、この2つの差で、おおよその体温が計測できるというわけです。
- ほんのり熱い(36度~37度)
「ほんのり熱いかな」という程度の場合は、36度~37度です。
赤ちゃんならば、これくらいの体温でもおかしくありませんし、風邪をひいていたとしても微熱だと考えられるでしょう。
- じっとり熱い(38度)
じっとりした熱さを持っているならば、38度程度だと考えられています。
大人の場合、かなり重病ですね。
- 焼けるように熱い(40度)
「触った瞬間、焼けるように熱い」ということであれば、体温は40度近くまで上昇しています。
早めに病院に行きましょう。
この「おでこで測る方法」というのは、確かに一つの方法ではありますが、正確な数字が出るわけではありません。
このように考えていくと、やはり「体温計」は持っておくべきだ、という結論に達します。
自分一人の場合は、このような「おでこをあてて体温を測る」という方法はとれないので、特に必要です。
なお、体温計は昔に比べてずいぶん進化しています。
昭和の時代に主流だった水銀式以外に、スマートフォンと紐づけられていて、操作とデータ管理が容易にできるものもあれば、電子式のものもあります。
また、風邪をひいたときの管理だけでなく、生理が来るタイミングや妊娠の有無を測る指標となる婦人体温計も出ています。
体温計の数は、無限といってよいほどたくさんあります。
現在では比較的安価なものも増えていますから、用途に合わせて2~3本おいておいてもよいでしょう。
婦人体温計は枕元、普通の体温計は救急箱…といったかたちです。
それでもその2つが見つからなかったり、子どもが体温計を嫌がったりする場合には、おでこで測ってみるのもよいですね。
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Latte Columnist
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