忙しい・やる気が出ない人におすすめの資格勉強法!付箋やボイスレコーダーを使って楽しく簡単に学習するコツ

執筆者: colonna
はじめに

社会人になってから、様々な資格取得や試験、仕事上で必要な知識などを勉強しなければならない機会はたくさんあるでしょう。

しかし、朝から晩まで働いて、勉強する暇なんてないという人も多いと思います。

 

そんな状況でも、時間を有効に使えて学習効果が上がる方法をいくつか提案します。

 

 

ボイスレコーダーを活用する

まず、一つ目はボイスレコーダーを使う方法です。

最初はどうしても時間を使いますが、机に向かってひたすら書くのは無理という人にもオススメです。テキストなどの記憶しなければならない元の情報を、録音する方法です。

 

ボイスレコーダーに録音する

一番簡単なのは、ただひたすらテキストをそのまま読んで、ボイスレコーダーに吹き込むやり方です。

これだけでも、吹き込むために音読を一度はするためいい勉強になります。

もっと工夫できる人なら、テキストをもとに自分で問題を作り、その答えと共に吹き込むのも有効です。

例えば「日本で1番高い山は何という山か」と吹き込んだ後に、ひと呼吸間を置いて「富士山」と入れる方法です。


これは問題を考える時点で、既にかなり頭に入ります。

 

録音を聞いて勉強する

どのようにボイスレコーダーに吹き込んでも、これを活用しないと意味がありませんので、このレコーダーを「ながら勉強」に使います。


通勤中、家事をしながら、食事を摂りながらと、イヤホンで音声を聞ける環境は意外と見つけられると思うので、あまり意気込まずに聞き始めましょう。

最初は自分の声を聞くのも気恥ずかしいかもしれません。

慣れれば自然と次に何を言うのかが分かってきて、内容を記憶していることに気付きます。


最初から多い分量を吹きこもうとすると嫌になりますので、段階的に録音するのもポイントです。

ちょっと少ないかなと思うくらいが適切で、その分量を覚えたらまた次のまとまりを録音していくようにしましょう。


友人・家族の協力で効率アップ

もし、家族や友人に協力してくれる人がいれば、吹き込む役をお願いしても良いかもしれません。

自分以外の人の声は新鮮です。

問題と解答形式で録音するなら、自分がセリフを書き出して、できた側からどんどん吹き込んで貰いましょう。時間短縮にもなります。


同じ内容を勉強をする者同士で行えるなら、楽しさも増してより効果的です。

お互いに自分が吹き込んだボイスレコーダーを、相手に聞かせて学び合うというやり方もあります。


2人で同じ時間に都合は合わせられないものの、勉強したい内容は一緒という時にぜひ試して欲しいと思います。

 

どこでも勉強できるようになる

二つ目は、心理的な面からのアプローチ方法です。

 

一つ目のボイスレコーダーについては、勉強内容があくまでも「読んで理解できる」内容に限られます。つまり、パソコンの使い方や、ペン字の習得など、手などを動かして学ぶことについては応用できません。

 

心理的な面からのアプローチ方法は、勉強内容はどのようなものにせよ、落ちついた時間がなくて取りかかれない、と感じている場合に有効です。

持ち運びできる程度のもので勉強が可能であれば、自宅で静かな部屋でしか勉強できないという考えは一度捨ててみましょう

 

家庭で宿題などをする子どもは、自分の部屋で一人でするよりも、リビングで家族が何かしている近くでやった方が集中できるというデータがあります。

大人も同様です。

ある程度周りに人がいて、うるさ過ぎない程度の喧騒の中の方が、自分の作業に没頭できるのです。

 

一日に数時間も取るのは難しいですが、30分くらいなら、お気に入りのカフェや近所の図書館、天気のいい日なら公園で、勉強のために時間を取ることは可能なのではないでしょうか。

 

 

付箋を利用する

三つ目は、時間と場所のスキマ作戦です。

この方法も、基本的に見て覚えたり学んだりするものに限定してしまいます。

しかし、活用できれば一番気軽に試せるものでしょう。

 

場所は自宅でも職場のデスクでもいいのですが、勉強する内容をメモ程度の小さな紙に分けて書き出しておきます。

よくある5センチ四方くらいの付箋でもいいでしょう。

 

一問ずつ付箋に貼る

例えば、資格試験の過去問に取り組むのであれば、問題一問を一枚の紙に書いていきます。

答えは別の問題が書かれている紙に書いておくのです。

①の問題の答えは、②の問題を書いた下の方に書くというようにです。

 

付箋を色々な場所に貼る

何枚か書けたら、その紙を色々な場所に貼っていきます。

家の中なら、廊下、トイレ、洗面所、キッチン、鏡の邪魔にならないところ、冷蔵庫のドア等、あまり隠れない場所がいいでしょう。

職場は個人の貼り紙が許されない場所も多いと思いますが、自分専用の机があるなら、引き出しの中に少しずつ貼るという手もあります。

 

付箋が目に入ったら問題を解く

貼った問題メモを目に止めたら、少し足を止めて考えます。

答えも貼る前に書いているので分かっているとは思いますが、確認するなら答えのあるメモを見に行き、余裕があれば次の問題も考えてみましょう。

 

付箋は一定期間で取り替える

ちなみに、一定の期間貼り出した問題は、別の問題に変えていきましょう。

せっかく問題を貼っても、慣れてしまって目に留まらないと効果はありませんので、頻繁に貼り替えていくことか大事です。

 

あまり景観は良くないですが、ゲーム感覚で出来ます。

貼ってしまえばまとまった時間は必要ないので、隙間の時間で学べるというわけです。

 

 

おわりに

勉強は、その方法自体を工夫し、いつもと違うやり方を取ると、「あの方法で勉強したときの内容だったな」と思い出せるので、単調に覚えていくよりも印象に残りやすくなるものです。

 

皆さんも自分に合った勉強方法を見つけて、資格取得や仕事に役立ててみてください。