夏ファッションは涼しい寒色カラーで!プロが教える大人女子の爽やかコーディネート術
こんにちは。カラーコーディネーターの安田紀子です。
暑い日が続いていますので、今回は涼しく見せるカラーコーディネートについて紹介させていただきます。
色に暖色と寒色があるというのはご存じの方も多いと思います。
感じ方というのは人それぞれです。
しかし、この暖色と寒色の感じ方はそれほど個人差がないと言われています。
つまり暖色を「暖かそう」、寒色を「冷たそう」と感じる人が多く、逆に暖色を「冷たそう」、寒色を「暖かそう」と感じる人は少ないということです。
なお、暖かさも冷たさも感じられない色を中性色と言います。
- 暖色…赤、オレンジ、黄など
- 寒色…青、水色、青緑など
- 中性色…緑、紫など
涼しく見せるには寒色系の色を使いますが、バリエーションを広げるために中性色も使っていきましょう。
ハッキリした青を使うと、海や空を連想させるのでアクティブな印象になります。
涼しく見せる効果を高めたいときは、ハッキリとした青はアクセントカラー程度の使用量にとどめておき、水色のような薄い青と白を組み合わせると良いでしょう。
どちらも薄い青ですが、色の幅が広い青ならではの、色みの差が感じられるコーディネートが作れます。
スッキリとしたコーディネートを作ることができます。
爽やかな印象を作ることができます。
パステルブルーグリーンは中性色ですが、色みが薄いので涼しさを感じさせることができます。
青や青緑といった涼しげな色の定番から少し外れますが、大人の女性の夏の着こなしにオススメのコーディネートです。
アクセントカラーに紫みの青やグリーンを使うことで、洗練された印象のコーディネートが作れます。
ブルーグリーンは薄めの色で、青よりも面積を多く取るようにします。
青は鮮やかなほうがメリハリのついたコーディネートになります。
シルバーのような金属は実際に触れても冷たいことから、涼しさを演出するために用いることに向いています。
ゴールドは色みが暖色系なので、金属色でも避けるようにします。
色みが薄く、澄んだ印象の色を用いることで涼しく見える効果はアップします。
寒色系の中でも、パステルブルーやペールブルーのように「薄い」と感じる色を使うようにしましょう。中性色も同様です。
淡い色ばかりのコーディネートで太って見えてしまうことが心配な方がいらっしゃるでしょう。
また、もう少しコントラストのハッキリしたコーディネートを楽しみたい方も、いらっしゃるかと思います。
そのような時は、鮮やかな色をアクセントカラーに使うと良いです。
ただし、このアクセントカラーに暖色や中性色を使ってしまうと、涼しく見える効果が半減してしまいますのでご注意ください。
いかがでしたでしょうか。
インテリアでも、暖色系のインテリアの部屋と寒色系のインテリアの部屋では体感温度が2~3度くらい違うという実験結果もあります。
色をうまく取り入れて、暑い夏を乗り切ってくださいね。
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川崎市でカラーサロン「nrk color circle」を営んでおります、安田紀子です。
4シーズンを細分化したパーソナルカラー10タイプ分類を対面診断、写真診断で行っています。カラーセラピストとしての知識も活かし、似合う色プラス効果的な色の使いかたをお伝えしています。
TEL:080-1177-9439
〒216-0004 川崎市宮前区鷺沼1-11-14 鷺沼パレス906
HP:http://nrkcolor.com/
・日本色彩学会正会員
・色彩検定1級/後任カラーデザイナー
・東商カラーコーディネーター検定1級(第2分野)
・カラーセラピスト
・パワーストーンセラピスト
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