通勤にぴったり!初心者向けロードバイク入門 -選び方・おすすめメーカー・交通ルール・必要なもの一覧-

執筆者: colonna
はじめに

学生や社会人の皆さんは、どのようにして通学、通勤されていますか?


大抵の方は自転車や電車、車、徒歩だと思われます。

しかし電車や車だと、遅延や渋滞で遅れたり混み合うことがあるかと思います。

 

今回紹介するのは自転車です。

自転車ならば、車道を走るためストレス無く目的地まで行くことが出来ます。

また、通勤・通学をしながら運動が出来る点も魅力です。

 

今回は、自転車といっても普通のママチャリなどではなく、スポーツ用のロードバイクについて紹介いたします。

 

 

ロードバイクとは

ロードバイク(ロードレーサーとも呼ばれる)とは、中・長距離で舗装された道をメインに走ることを目的として設計された自転車です。

 

元々は競技用の自転車でしたが、1990年の後半から、ロードバイクを日常生活で使うことが多くなっていきました。

 

当初はレーサー向けの自転車だったため、大変高価でなかなか手が出しにくい物でした。

しかし、現在では大手の自転車ブランドもロードバイクの生産を行っているため、普通の自転車よりは高価ですが、それでも安価になってきました。


また、普通の自転車と違って自転車を立てかけておく「スタンド」が元々ついていないもの、雨の時の「泥よけ」がないものが普通で、走ることに重きを置いた自転車となっています。

ロードバイク(自転車)の交通ルール

ロードバイクがどういう物か分かったところで、次は自転車の交通ルールについて知っておきましょう。

 

ロードバイクや自転車は、軽車両扱いです。

運転免許を所持している方なら、だいたいの交通規則や、標識の意味を知っていると思いますが、見落としがちな違反を挙げておきます。

車と逆方向の路肩を走行しない

これは知らない方が多いです。

最近では法律で違反とされ、罰金が取られます。

 

車と同じ方向へ向かう路肩を走りましょう。

十字路の交差点は二段階で曲がる

信号機のある交差点なら必ず二段階で曲がりましょう。

原付でよく違反をしている人がいます。
自転車でも同じです。

ノーブレーキバイク、反射材・ライトなしでの走行は禁止

元々競技用だったこともあり、トラックを走るためだけのピストバイクという種類のものがあります。

しかし、これをそのまま公道で走るのは違反です。

 

ピストバイクは必ずブレーキを装着しましょう。

また、夜間走行では危険を伴うため、反射材やライトの設置をしましょう。

条例によりますが、ベルの装着が義務付けられているところもあります。

 

以上が見落としがちな交通ルールです。

 

ロードバイクを購入しよう

さて早速ロードバイクを購入しましょう。


安価なものは2万円強から販売しています。

しかし安いものはお勧めしません。

予算は10万円前後を準備しておきましょう。

 

自分の身長にあったサイズを購入して下さい。

あとは自分の好みのデザインで買いましょう。

 

初心者にお勧めのブランド

初心者にお勧めなブランドを、いくつか挙げておきます。

  • GIANT 

台湾のメーカーで、多くの初心者がこのブランドを購入しています。

値段の割にコストパフォーマンスが優れているので人気となっています。

  • TREK 

アメリカ製の自転車で、ツールドフランスで有名な選手が愛用していた自転車です。

  • BIANCHI

イタリア製の自転車で現存するメーカーでは最古となっています。

チェレステの色で有名です。

 

他にもたくさんのブランドがあります。

初心者は必ず実店舗で、サイジング、デザイン探しをして購入しましょう。

メンテナンスや故障の時を考えると、ネットよりはるかにお勧めです。

 

ロードバイクを乗る際に必要なアイテム

自転車に乗る際に必要なアイテムを挙げます。

重要度別に紹介します。

 

必須アイテム
  • ヘルメット  

事故の際、頭を守ります。

義務ではないですが事故の際のことを考えましょう。
 

  • シューズ   

仕事だからといって革靴ではいけません。 

サイクリングやランニングに向いた動きやすいシューズにしましょう。
 

  • グローブ   

自転車を漕いでいる際に、グリップ力を上げ、長時間の握力維持に役立ちます。

また転倒した際に手を守ります。
 

  • チェーン   

ロードバイクは高価ですので、盗まれることが頻発しています。

前輪と後輪、フレームをまとめてロックでき、簡単な工具で切れないものを選びましょう。

 

また、ポールやフェンスに繋ぎましょう。

そうすれば盗難率はぐっと減ります。

 

  • 空気入れ   

ロードバイクは仏式バルブですので、形状にあった空気入れを買いましょう。

 

あったほうが良いもの
  • ボトル    

喉の渇きを癒しましょう。

フレームに固定出来るものがあります。

 

  • スタンド   

自転車が重くなりますが、フレームに傷が付きにくくなります。

 

  • ライト ベル 

夜間走行に必須です。

 

  • 工具     

自転車を買うと付属品でありますが、無いときがあります。

サドルなどの調節に使います。

 

  • 袖バンド   

自転車に袖が絡まるのを防ぎます。

人によっては必須かもしれません。

 

あると便利なもの(なくても良いもの)
  • サングラス  

紫外線防止や目に虫が入るのを防ぎます。

 

  • サイクルウェア 

自転車を漕ぐのに特化したデザインで、汗の吸収が良く、通気性が良いです。

 

  • サイクルコンピューター 

別名サイコンと言います。

現在のケイデンス(回転数)や、心拍数を計る優れものです。

 

  • 修理キット       

突然のパンクを修理出来るアイテムです。

段差のある道を通う人は必須です。

以上がアイテムです。

自分に必要かどうか、確かめてから買いましょう。

また、値段もピンからキリまであるので、予算に合わせて購入しましょう。

おわりに

以上で準備が出来ました。

今まで普通の自転車で通学や通勤していた人は、間違いなく快適で、時間短縮になるはずです。

また朝の良い運動にもなることでしょう。


事故に遭わないように注意し、交通規則を守れば完璧です。
楽しい自転車ライフを送りましょう。