栗三昧の旅に出発!長野県小布施町で栗グルメを食べ尽くそう -小布施堂でいただく秋の料理- (1/2)
夏の暑さが落ち着くと、長野は一気に実りの秋に突入。
巨峰や梨などのフルーツや松茸、新そばなど美味しいものが盛り沢山です。
中でも秋に絶対押さえたいのが、小布施(おぶせ)町の栗。
栗が有名な小布施では、年中栗を使った菓子や料理が楽しめますが、栗の季節だけしか味わえない、とっておきがあります。
是非、栗三昧の小布施をお楽しみください。
先ずは老舗の小布施堂で頂く季節のお料理。
毎月変わるメニュー目当てに通うファンも多く、9月、10月は栗を使ったメニューが楽しめます。
栗シーズンの小布施町は信じられないほど混雑するため予約をおすすめします。
予約をすると駐車場からお出迎えしてくれます。
さて、お庭が見える窓際の席につくと熱いお茶と蒸しタオルが運ばれたところで、メニューを開きます。
ここはお目当てのものをすかさず注文しましょう。
茸は全て炭で炙ったような香ばしさがあり、菊花の香りが爽やかな一品。
栗を丁寧に裏込して滑らかな茶巾絞りにし、熱々の葛をかけてあります。
まず鰹だしがふんわりと香り、後から栗の風味がほのかに押し寄せてきます。
冬瓜、南瓜、長芋はそれぞれの味がしっかりついています。
夏から秋へと季節を味わうことが出来て、何となくノスタルジックな気分に浸ってしまう一皿。
これが食べたかったメインの栗おこわ。
ほんのり甘しょっぱい薄肌色のもち米に、黄金色した栗がコロン。
柔らか目の炊きあがりでしたが、凄く美味しくて感動します。
ご飯はおかわりできる嬉しいサービスつきのうえ、この栗強飯はお持ち帰りも出来ます。
食事の最後には大きな無花果のコンポートのゼリー寄せ。
無花果の葉っぱにガラスの器使いが爽やかで素敵です。
コンポートには洋酒を使い、甘みとコク大変美味です。
ゼリーの表面の仕上げにお酒を振って雫を飛ばしてあるのも瑞々しさがあり、美しい演出ですね。
ゆっくりと栗料理を満喫した後は、ここでしか味わえない天然氷のかき氷・栗あん抹茶ソースを注文。
天然氷は軽井沢の渡辺商会さんのもので、自然の寒さでゆっくり凍らせた氷は透明度が高く、口当たりが柔らかいのが特徴です。
かき氷にする前、ほんの少し氷が汗を掻くまで置き、丁寧にかき氷に仕立てあげると、口の中に入れた途端、溶けてゆく軽いかき氷になるといいます。
いつまでも氷で残らないため、頭が痛くならないとか。
小布施堂が誇る栗あんがまた美味しいのです。
フワフワの氷に栗あんを添えると、なんとも言えない極上の菓子になります。
美しい色の抹茶ソースやミルクも添えられていますが、栗あんが美味しすぎてほぼ使わずに終わってしまうこともしばしば。
こちらは通年提供されているそうです。
栗を使ったお菓子「朱雀」も、期間限定で提供しています。
新栗だけを使った、シンプルな栗だけを味わう一皿。
週末ともなると、早朝から整理券を受け取らなければ食すことが出来ないほどです。
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食べること、作ること、食に関することは何でも大好き!
豊かに暮らすことを目標にのんびり長野ライフを楽しんでいます。
そんな長野での美味しい、楽しい、嬉しい情報「ながの!ながの!ながの!」ブログを毎日発信中。http://hiyokomame.naganoblog.jp
猫2匹と夫、息子の5人(?)家族。現在ゼロ歳児の育児に奮闘中!
管理栄養士、産業カウンセラー
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