野菜不足を解消するのは「お味噌汁」だった!一人暮らしや初心者でも簡単にできる作り方レシピ
こんにちは、フードデザイニストの笹生暁美です。
イギリスで一人暮らしをした時の経験です。
朝はトーストにジャムとバター、そして紅茶。
お昼はサンドイッチ、時々フィッシュ・アンド・チップス。
夜は適当にスーパーで冷凍食品を買って食べていました。
おまけにお菓子の学校に通っていたので、甘いスイーツ食べ放題に近い生活。
そんな日が続くと、てき面に体調が悪くなりました。
とにかく野菜不足の毎日。食物繊維が取れずに腸の調子が悪くなり便秘。
そうすると肌も荒れます。
ビタミン不足でエネルギーが作れないから、疲れやすくなります。
そうして不機嫌な女の子の出来上がりです。
これではまずいと、市場へ行ってりんごを買い、野菜でサラダを作るなど食事を改めて体調を戻した記憶があります。
しっかり食べると体調は良くなります。
人はどうしても体調に左右されがちなので、調子が良いと自然と笑顔も出てきます。
笑顔で人と接することが出来たら、人間関係も良くなります。
体調は毎日の基本です。
快適な毎日は体の中から作られ、その基本は食生活です。
そうはいっても、バランスの良い食事は意外と難しいものです。
普通に日本で生活していたら、炭水化物・タンパク質・脂質は十分に取れます。
しかし、ビタミン系を補う野菜は不足しがちです。
外食でも野菜たっぷりのお店を探すのは大変です。
野菜は下処理に手間もかかるし、天候によって価格も左右されます。
おまけに野菜料理は高い値段を付けられない。
ですから、どうしても野菜をたっぷり出してくれるお店は少ないのです。
それでは自分で作ろうと決意しても、お料理をしていない人は、野菜の扱いは意外と面倒に感じます。
面取りや隠し包丁、どうやって皮を剥くのかなど、ハードルが高そうですね。
恥ずかしながら、一人暮らしの大学時代に、里芋のぬめりの取り方が分からず考えた結果、台所洗剤で洗ったことがあります。
ですから、その気持ちも分かります。
けれど、お野菜が不足すると本当に体調が悪くなるのです。
だからどうにかしたい。
さて、簡単に野菜不足を解消するにはどうした良いでしょうか。
私達、日本人には強い味方があります。
それは和食です。
世界遺産にも登録された和食に答えがあります。
そう、お味噌汁です。
それも、野菜で埋まってしまうほどの具だくさんのお味噌汁を、週末リセットと称して週に1回で良いので、作って野菜不足を解消するのはいかがでしょうか。
作り方はシンプルにいきましょう。
1.
お鍋にお野菜とお水を入れて、クツクツ煮ます。
お野菜はお芋、玉ねぎ、人参、わかめ、きのこなど冷蔵庫にある物で結構です。
沢山入っているお野菜から旨味も出るので、あえて出汁を引かずとも大丈夫です。
もっと旨味が欲しければ、削ったかつお節や出汁昆布を細かくして、具にしましょう。
2.
お野菜が柔らかくなったら火を止めて、お味噌を溶き入れます。
必ず、味見をしながらお味噌を入れて下さい。
そして「美味しい」と感じたらストップです。
具だくさんのお味噌汁には、お野菜とお味噌のビタミンやミネラル、タンパク質などの栄養がたっぷり含まれます。
難しく考えずに、お野菜を切って煮てお味噌を溶く。それだけで良いのです。
ふわっと香るお味噌とコトコトと煮たお野菜。
そして炊きたてのご飯。
優しいお食事は、あなたの綺麗な血となり、綺麗な体を作ってくれるでしょう。
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主な取得資格
スイーツ:コルドン・ブルー ロンドン校にてサティフィケート取得
マクロビオティック:リマ・クッキングスクール師範科卒業
ローフード:アメリカ・LLCAIにて公認インストラクター取得
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