むくみ取りスイーツ!?旬の里芋を使った「サトイモプリン」の作り方レシピ

執筆者: 神田 美紀 職業:フードコーディネーター・国際中医薬膳師・料理おやつ研究家
はじめに

こんにちは。フードコーディネーター・国際中医薬膳師の神田 美紀です。


涼しくなって、収穫の秋・味覚の秋を迎えました。

お野菜の旬も夏の瑞々しいものから、栗・かぼちゃ・さつまいも・カブなどほっくりしたものに変わります。
秋の野菜はビタミン・ミネラル・食物繊維などが豊富で夏の疲れた体を癒してくれます。
甘味のある野菜はおかずだけでなく、おやつやスイーツにしても楽しめます。

 

今日はこの時期旬の里芋を使ったスイーツレシピをご紹介します。

 



里芋の栄養

里芋の主成分はデンプンですが、水分が多いので芋類のなかでも低カロリーです。
里芋独特のぬめりは食物繊維のガラクタンとムチンと言う成分で、脳細胞の活性化や免疫力を高める効果があると言われています。

 

またタンパク質の消化吸収を助けると言われているので、肉・魚・豆などの食材と組み合わせて食べると効果的です。

 

 

なお、里芋はカリウムを多く含むので、体内の余分な塩分を排出し、むくみや高血圧予防などに効果が期待できます。

 

里芋プリンの作り方
材料(18×18㎝の流し缶 1台分)
  • 里芋         正味400g
  • 卵           4個
  • ココナッツミルク    1缶(400g)
  • きび砂糖        70g
  • 黒砂糖         40g

 

 

作り方

1. 里芋はよく洗い、皮ごと柔らかくなるまで蒸し、(ラップをかけて電子レンジで加熱してもいい)、皮をむき、ザク切りにする。

2. [1]とココナッツミルクの1/3をミキサーにかけ、なめらかになるまで撹拌する。

3. ボウルに卵を割り入れ、きび砂糖・黒砂糖を加え混ぜ、さらに残りのココナッツミルクを加えよく混ぜ、一度漉し器などで漉す。

 

 

4. [2]と[3]をなめらかになるまで混ぜ、流し缶に流し入れる。

 

 

5. オーブンを180℃に温め、お湯を張った天板に④を乗せ、30分加熱する。

6. [5]の粗熱がとれたら、冷蔵庫で冷やす。冷えたら型からはずし、切り分ける。

 

 

おわりに

簡単に作れる里芋のプリン、出来あがりはいかがでしたか?

 

お野菜が苦手なお子様でもこのようにお菓子にすると食べやすいと思います。
切り分け次第では大勢でいただけるので、お持たせなどにもお勧めです。

ぜひ、お試しくださいね。

 
 コラムニスト情報
神田 美紀
性別:女性  |   職業:フードコーディネーター・国際中医薬膳師・料理おやつ研究家

フードコーディネーター・料理おやつ研究家・国際中医薬膳師としてフリーランスで、雑誌・書籍・広告・TV・webなどのレシピ提案・料理制作・フードスタイリングなどに携わっています。

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