初めてのお見合い、どう進める?初対面で好印象を持たせる振る舞い・会話ポイント

執筆者: 濱英子 職業:結婚相談所代表 / アドバイザー
はじめに

こんにちは。結婚相談所ブライダルブリッジ代表の濱英子です。

前回のコラムでは、「お相手探し」についてご紹介しました。

 

ご成婚までのプロセスは以下の通りです。

 

  1. お相手探し
  2. お見合い
  3. 交際 → 真剣交際
  4. ご成婚/退会

 

今回は、ご成婚までのプロセス「2.お見合い」についてです。

 

 

お見合いをする場所・時間・内容

お見合いは、双方にとってアクセスの良いホテルのラウンジで行われるのが通常です。
土日祝日のお茶の時間が主流ですが、午前中や夕方、平日の仕事帰りなど、あまり遅くならない時間であれば、ご本人同士のご都合次第で可能です。


お話しする時間は平均的に1時間程度。
お仕事や趣味、ご家族の話題などを中心に話していると、この程度の時間になると思います。


よほど気が合えば別ですが、初対面の方とあまり長時間話すと疲れるものです。
聞きたいことも尽きてしまい、次回また会いたいという気持ちも薄れますので、スマートに切り上げるタイミングも大切です。

 

初対面でNGの会話内容

内容的には、お互いの婚活状況や所属相談所のシステムなど、活動自体を話題にするのは厳禁とされていますので注意しましょう。
その他、過去の恋愛や、再婚の方へは離婚理由など、根掘り葉掘り聞きたいこともあるでしょうけれど、あくまで初対面ですから、決して失礼のないよう配慮しましょう。

 

第一印象を良くするためのポイント

お見合いで第一印象を良くするためには、まずは笑顔と爽やかなご挨拶が重要です。
対人コミュニケーションで良く聞く「メラビアンの法則」でも、人の印象は会って7秒、以下3つの割合に左右されるといわれています。

  • 視覚   :55%
  • 聴覚   :38%
  • 話しの内容:7%


外見よりもお人柄が大切なのは言うまでもありませんが、明るく健康的な笑顔、清潔感あるその場に適した服装や髪形、落ち着いた所作や声、言葉遣いや話し方など、視覚、聴覚に訴える印象を良くしなければ、その人の中身を見ようという気にもならないのが現実です。


お見合いの場において、話しの内容7%ということはないと思いますが、最初の印象は、視覚、聴覚から入る情報に大きく左右されることを胆に銘じておきましょう。


また、写真の印象とご本人があまりにも違うのはマイナスです。

待ち合わせ場所で分からないなんて笑い話にもなりませんので、男女共に写真と同じ印象になるよう心掛けましょう。

 

男性がリードをすれば良いお見合いになる

お見合いの場でも、男性のリードは必須です。
混み合うホテルのラウンジであれば、事前に予約をしたり、早めに行って席を確保したりするなど配慮をしましょう。

男性がスムーズに動ける配慮をすれば、女性からの評価も高まりますし、結果自分自身を楽にすることにも繋がります。

 

また、お見合いの際のお茶代は、男性のお支払となります。
ホテルラウンジでのお茶代はそこそこ掛かりますから、回数が重なると男性も大変ですが、ここは男性の頑張りどころです。
割り勘にしたら、残念ながらまずその先はありません。


必要経費と割り切って、早めに交際に発展出来るお相手を見つけることが先決です。

 

初回で決断せずに何回かお会いすることが大切

1時間程度お話したところで、お互い分かることはフィーリングなどほんの少しのこと。
「もう会いたくない!」ということは分かりますが、この先その方と結婚するかしないかなんて、判断出来るはずもありません。


会った瞬間「ビビっと来た!」という衝撃的な出会いもなくはないと思いますが、成婚する方の中にも多いパターンではありません。
いつでもお断わりは出来るのですから、お返事に迷ったら2回、3回とお会いして、ご自身が納得出来るところまでお話してみると良いと思います。

 

おわりに

いかがでしたでしょうか?
次回も婚活のあれこれについてご紹介していきます。
どうぞお楽しみに。 

 
 コラムニスト情報
濱英子
性別:女性  |   職業:結婚相談所代表 / アドバイザー

結婚相談所 ブライダルブリッジ
代表 / アドバイザー
http://www.bridalbridge.jp/

東京都新宿区、杉並区で結婚相談所を運営しております。
お一人お一人違うタイプの会員さんをどうサポートできるのか?今何を求められているのか?を敏感に感じ取りながら、皆様のご成婚を信じて日々奔走しております。