リンパを流すアイテム「かっさ」の美容効果と使い方 -台湾式マッサージ方法-
こんにちは、パーソナルカラーアナリスト、カラーアドバイザーの林絵理です。
私が台湾生活で出会った、台湾の美容法やライフスタイルについてお伝えしています。
今回は台湾式リンパマッサージについてです。
日本でも、リンパマッサージは皆さんも一度はされたことがあると思います。
顔、肩、脚など、全身にリンパを流してあげると、コリが解消されたり、デトックス効果もあったり、小顔になったりしますよね。
日本では「コロコロ」などが主流ですが、台湾では刮痧棒(かっさ板)という道具を使うのが一般的です。
普通のスーパーマーケットや伝統市場で手に入ります。
台湾では、東洋医学の考え方が非常に強く根付いているので、皆さんもご存じの、ツボを意識しながらのリンパマッサージが多く行われています。
色々なツボを刺激する道具がありますが、ヘラのような物が刮痧棒(かっさ板)で、これを使ってリンパを流していきます。
自宅でこのような刮痧棒を利用して、気軽にリンパマッサージをするのは勿論、漢方医などの診療所で専門家にお願いをして刮痧をするのも、台湾では一般的です。
美容にも健康にも良いとされ、老若男女皆が良く行っている健康法です。
コリの解消は勿論のこと、風邪の予防や夏には熱中症予防、痩身等、様々な効能があります。
診療所等での刮痧はとにかく効果が抜群ですが、いくつかの注意点があります。
刮痧後、跡がかなり残ります。
リンパの流れが悪ければ悪いほどその部分が真っ赤になります。
私自身も何度か肩をやったことがありますが、とにかく施術中は痛いです。
そして跡がもの凄いことになります。
私の場合、写真以上に真っ赤になりました。そして、2週間くらいは消えません。
ただ、その後身体が本当にスーッと軽くなるのを実感します。
体中の悪いものが流れ出す感覚です。
日本でこの状態で歩いていたらとても驚かれるでしょうが、台湾では誰もが知っている刮痧。
誰も何とも思わないので、良く街で刮痧跡がついた人を見かけます。
背中などは、これからの季節見えないので、旅行にいらした方は是非挑戦してみてはいかがでしょうか。
効果は抜群です。
刮痧棒(かっさ板)です。 初心者には右側の画像の形がとてもお勧めです。
人差し指を、上のくぼみに添えて、スーッと肌を撫でるように。
決して力を入れないこと。
セルフでやる際は、上記のように赤く腫れたりはしないのでご安心を。
コロコロと同じ要領です。あくまでも優しくします。
いかがでしたか。
これからの季節、体が冷えやすくなって、リンパの流れも悪くなりがちです。
身体がコリ易くなったり、血色が悪くなったり。
テレビを見ながらでも気軽に出来る刮痧。
新しい美容アイテムの仲間に、是非入れてみて下さい。
そして、お土産にもおすすめです。
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