こんにちは。
パーソナルカラーアナリスト、カラーアドバイザーの林絵理です。

前回は台湾の飲む、そして食べる美容についてお話しました。
今回は温泉のお話です。

台湾は、知る人ぞ知る、温泉がとても豊富な地なのです。

美肌を目指して、台湾の温泉に出かけてみませんか？

食だけではない台湾の魅力をご紹介します。

日本の温泉と言えば、男女別に分かれ、服を脱いで裸で入る大浴場というのが主流ですよね。

台湾は、まだまだ他人同士の裸のお付き合いというのに、抵抗がある人が少なくありません。

という背景もあるのか、台湾の温泉の主流は「湯屋」もしくは水着着用の温泉プールです。

「湯屋」は、日本でいう個別（家族）風呂です。

温泉の宝庫、台湾。

台湾各地には、たくさんの温泉地が広がっています。

今回は、旅行者も立ち寄りやすい台北近郊に目を向けてみましょう。

台北近郊だけでも、数々の温泉地があります。

台北市の陽明山温泉、北投温泉。

台北県の烏来温泉。

宜蘭の礁渓温泉、蘇澳温泉など。

市内からも近いので、気軽に美肌やリラックスを求めて行けますね。

私もよく家族で行っていますよ。

台北近郊だけでも、陽明山温泉は酸性の硫黄泉。

北投温泉は炭酸硫黄泉。

烏来は炭酸水素化ナトリウム泉。

宜蘭礁渓温泉は、弱アルカリ性の炭酸水素化ナトリウム泉。

蘇澳温泉は冷炭酸泉。

以上のように、泉質も様々あり、楽しめます。

私のお気に入りは、何と言っても宜蘭礁渓の泉質です。

弱アルカリ性のお湯で、お肌がツルツルになります。

宜蘭地区に足を踏み入れると、辺り一面が温泉、温泉の文字です。

街中には、無料で浸かれる足湯場もあります。

以前は、台北から少し遠い宜蘭でしたが、トンネルの開通により、台北から1時間ほどで行けるようになりました。

そのため、週末は大変賑わっています。

台北旅行の際に立ち寄るというのも、良いかもしれません。
長榮鳳凰酒店(礁溪)の湯屋や、礁渓老爺酒店の水着を着て入る温泉や湯屋は、旅行者にもお勧めです。

宜蘭には、数えきれない程の温泉があります。

慣れてきたら街を歩いて、お気に入りの温泉を見付けるのも良いですね。

陽明山地区で私のお気に入りなのが、紗帽山温泉の皇池です。

リーズナブルで、ローカル感たっぷりの温泉です。

この辺りの温泉は、食事をすると温泉が無料で入れるという面白いシステムが特徴的です。

皇池に行ったら、是非食べて欲しいのが、とろとろのお粥です。

このお粥の為に、こちらの温泉に通っていると言っても良いほどの美味しさです。

皇池の泉質は青硫泉です。

世界でも限られた場所でしか湧かない、希少な温泉のようです。

白く、少し濁ったお湯で、硫黄の香りがします。

上がってからのドライヤースペース等は、お客さんが並んでいる目の前という、何とも大衆感漂う温泉ですが、こういう雰囲気が好きという方は是非行ってみて下さい。

こちらは、冬の時期の週末に行くと、いつも長蛇の列です。

烏来では、台湾原住民文化を味わうことが出来ます。

老街でお腹を満たして、良く訪れるのが馥蘭朵烏來渡假酒店。

こちらもそうですが、台湾人は、夏はあまり温泉に入りません。

普段から湯船に浸からず、シャワーのみで過ごす方も非常に多いのです。

家に湯船が付いていないというのも良くあることです。

そのため、台湾では温泉に夏季料金を設定しているところが多くあります。

ネットに記載がない場合も、まずは問い合わせをしましょう。

夏は、通常の半額程度で入れるので、温泉好きの方にはお勧めです。

いかがでしたか。

今では台湾の「湯屋」にすっかりはまってしまっている私です。

皆様も、台湾にいらっしゃる際には、日本とは一味違った温泉スタイルを是非体験してみて下さいね。

温泉でゆで卵肌を目指しましょう。