サンディング不要「ジェルポリッシュネイル」とは?爪を削らない新世代のマニキュア紹介

執筆者: Miki 職業:フリ―ネイリスト
はじめに

最近よく耳にする「ジェルポリッシュ」。

フランス語では「vernis semi-permanent」と言いますが(vernisはポリッシュ、semi-*permanent*は半永続的の意味です)、フランスでもポピュラーになってきて、ソフトジェルよりもこちらでは認知度は高いかもしれません。

 

ジェルとはどう違うの?

私の爪にはどっちが向いている? 

 

ジェルとの違い・その特徴

現在様々なメーカーからでてるジェルポリッシュ、各メーカーによって特徴が違いますが、大きくいうと以下の通りです。

 

  • 容器はポリッシュのようなボトルタイプで手軽に塗れる
  • ポリッシュよりは長持ち(平均2週間程度です)
  • ジェルのような艶や質感が楽しめる
  • オフがジェルよりも早い
  • 巻き爪になりにくいのでフットにお勧め、持ちもかなり良い
  • 軽い付け心地でサンディングが不要なので爪が傷みにくい

 

特に最後の「サンディング不要」は、ジェルと比較する場合1番目に付く特徴で、爪が傷むからジェルを敬遠しがちな人にお勧めのポイントです。

 

たくさんストーンなどを乗せたい場合や、凝ったアートが好きな方にはジェルの方が向いていますが、ジェルポリッシュでも色々なアートが楽しめますので、段々差がなくなってきたような気がします。 

施術の方法

施術の方法は、ジェルと一緒でUVランプで硬化します。

違いは上記で挙げたように、プレパレーションの段階でサンディングがいらない点くらいでしょうか。

 

ベース、カラー、トップと分かれており、毎回硬化(硬化時間はメーカーによって異なります)、ジェルよりも薄く塗布します。

 

 

オフの手順

オフの手順も、ジェルのときと一緒です。

ただしジェルのオフは表面をファイルで削り、アセトンを染み込ませたコットンをアルミホイルに乗せて巻きますが 、ジェルポリッシュは表面を削る必要はありません。

 

そのままコットンを巻いて、オフに入ります。

10分ほど置くと薄皮のように向けてくるので、ウッドスティックで軽く押してやるだけです。

 

どんな人に向いているのか

ジェルポリッシュは、ジェルよりも施術時間が短く、値段もお手頃なので気軽に楽しみたい方や、持ちが2週間という利点をいかして、頻繁にカラーを変えたい方に向いています。

 

ただ、逆を言いますと爪を保護したり補強する役割などはないので、元々爪が薄い人や二枚爪になりやすい人は、ジェルの方がお勧めです。

 

おわりに

ジェルとポリッシュの良いところをあわせたようなジェルポリッシュ、これからもどんどん広まっていくと思います。

 

ジェルからジェルポリッシュに移行する人もいますので、どちらが自分に向いているかは爪の状態やライフスタイルに合わせて。

今までジェル未体験の人も、1度ジェルポリッシュを試してみてはいかがですか? 

 
 コラムニスト情報
Miki
性別:女性  |   現在地: フランス  |   職業:フリ―ネイリスト

スイスのジュネーブ近くの
フランスでフリーランスのネイリストをしています。

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