ホワイト&ベージュカラーの組み合わせが可愛い!冬におすすめの花アレンジ

執筆者: 宇野 知子 職業:フローリスト 花講師 アート作家
はじめに

こんにちは、フローリストの宇野知子です。

華やいだお正月も過ぎ、なんとなくほっと一息つきたくなる季節ですね。

 

年のはじめを賑やかに迎えた分、一旦、心を落ち着かせ、新たな春を迎えた喜びを楽しみたい時期でもあります。

 

寒い冬におすすめの花色

この季節、おすすめしたいお花の色は、ホワイト&ベージュ系。

 

1月7日に七草粥を食べる風習は、お正月に疲れた胃腸を癒す意味もあると言われています。

お花もその感覚で、華やかなものを楽しんだ後、ゆったり気持ちを休ませて、目を癒してみましょう。

 

スウィートピー

 

チューリップ

 

ティーカラーと呼ばれる、素敵な色合いの品種のお花たち。

 

スプレーカーネーションのミルクティー(品種名)

 

スプレーバラのサンシルク(品種名)

 

心落ち着くトーンのお花を、探してみて下さい。

案外、地味に見えていたお花たちが、可愛らしく心癒されるカラーであることに気が付かれると思います。

 

色の配分に変化を付けて

フラワーアレンジメントやブーケ(花束)のように組み合わせる場合は、色の配分によってイメージが変わります。

 

ホワイト&ベージュをベース+ほんのりピンクを挿し色に

はっきりしたホワイトは、ベージュの柔らかさをさらに引き立てます。

グリーンの葉ものは、スモーキートーンでもはっきりした緑色や黄緑色でも、相性良く合わせられます。

 

 

淡いピンクのグラデーション+ホワイト&ベージュを挿し色に

淡いピンクのグラデーションにホワイト&ベージュを挿し色にすることで、ほんのりと可愛らしい雰囲気になります。


グリーンの葉ものは、白の斑入りのアイビーで、白の挿し色と合わせるのがお勧めです。

オーガンジーのリボンをあしらって、柔らかな雰囲気も+(プラス)に。

 
 
ピンクのグラデーション+ホワイトを挿し色に

ピンクの濃淡とホワイトを合わせます。
ピンクの色が濃くなる分、はっきり華やかな印象ながら可愛らしい組み合わせです。

 

 

色の配分のポイントは、ベースカラーを決めること。

ベースカラーを6~8割ほどにして、アクセントカラーである挿し色を4~2割ほど配色してみると、リズミカルになり、まとまりやすくなります。

 

おわりに

冬の空は、どんよりと曇り、空気が冷え、風は冷たい。

こんな日は、お部屋に花を飾って、温かい飲みものを入れ、ゆっくり落ち着いた気分で過ごしたいですね。

 

落ち着いたトーンのお花飾り、是非、楽しんでみて下さいね。

 
 コラムニスト情報
宇野 知子
性別:女性  |   職業:フローリスト 花講師 アート作家

フローリスト
フラワーコーディネーター

フラワーショップ『La vie en Fleur』経営。
花教室運営に加えて、親子で楽しむ花のある生活を提案、
通信講座を企画し発信しています。

フラワーアート作家としても活動。
手作り雑貨サイト等で販売もしています。

著書
『花育のすすめ』(三省堂)

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