綺麗な虹でメンタルケアを。チャクラバランスを整える色の効果

執筆者: かげみちこ 職業:パーソナルカラーアナリスト、カラーセラピスト、ラッピングコーディネーター
はじめに

こんにちは、カラーセラピストのかげみちこです。

 

色の効果的活用法について、ご紹介します。

今回は「虹色(Rainbow)」にまつわる、色と人との関わりのお話しです。

 
虹を構成する色

17世紀後半、プリズムで太陽光線を分光するとスペクトル(虹)になることが、ニュートンにより発見されました。

 

可視光線である虹色は、赤から始まり紫で終わります。

これら7色の光は「白色光」と言われています。

その白色光から反射された波長を、私達の目(正確には視細胞が)がキャッチして、赤や青だと認識するのです。

 

もちろん、7色だけではなく、赤と橙の間、橙と黄色の間など、それぞれの色の間には目では追い切れない無数の色が存在します。

 

チャクラの色の意味

皆さんは、チャクラをご存知でしょうか。
チャクラとは、インドのサンスクリット語で「車輪」を意味します。

 

 

パワーステーション

人の体には、エネルギーを取り入れる7箇所のパワーステーションがあり、それが虹の7色分あると言われています。

 

  • 第1チャクラ:生殖器の辺りで赤(Red)
  • 第2チャクラ:腸の辺りで橙(Orange)
  • 第3チャクラ:胃の辺りで黄色(Yellow)
  • 第4チャクラ:心臓の辺りで緑(Green)
  • 第5チャクラ:喉の辺りで青(Blue)
  • 第6チャクラ:眉間の辺りで藍色(Indigo)
  • 第7チャクラ:頭頂の辺りで紫(Purple)

 

このように、チャクラは色と対応しています。
バランスが崩れると病気やネガティブな感情、運気の低迷に陥ってしまうのです。

 

7色をバランス良く取り入れることが、心と体を健康に保つことにも繋がります。

虹色のイメージと光の効果

虹色の一般的なイメージには、夢、希望、架け橋、平和、幸運、儚さなど、幸せに導くようなワードが多く思い浮かびますね。


教会にあるステンドグラスも、神からのメッセージである虹を模しています。



太陽療法の流行

キリスト教の教えが絶対の中世ヨーロッパでは、色を使って治療を行ったり、混色(混ぜて他の色を作る)をする行為は、全て神への冒涜とされていました。

 

しかし、そんな時代でも教会に通うことは許されます。

教会の窓から太陽の光が差し込み、その光のシャワーを浴びると身体の調子が良くなる(太陽療法)といった噂が流れ 、多くの人が教会に足を運ぶようになったようです。



この光の取り込み方の原理を利用したインテリアの一種が「サンキャッチャー」ですね。


冬季の日照時間が少ない国々で、少しでも太陽の光を部屋の中に取り込もうとして作られた、という説もあります。

おわりに

虹のような綺麗な色を眺めていると、不思議と満ち足りた気持ちが生じるのは、古代も現代も同じかもしれません。


色彩の乏しい時季こそ、自然の恵みである太陽の光を浴びましょう。

そして、晴れた日の青空など、綺麗な色をできるだけ多く眺めることをお勧めします。

 
 コラムニスト情報
かげみちこ
性別:女性  |   職業:パーソナルカラーアナリスト、カラーセラピスト、ラッピングコーディネーター

「Studio Lirio」主宰
千葉県印西市の自宅スタジオで、パーソナルカラーコンサルティングの他、カラーセラピー、ラッピング、パステルアートのレッスンを開講しております。色から広がる世界で〝自己表現〟〝癒し〟〝ハイヤーセルフな生き方〟をお手伝いいたします!

公式HP: http://studiolirio.web.fc2.com/