ワンランク上の写真撮影。綺麗に撮って貰うための写真家の選び方
こんにちは、写真家の植村耕司です。
今回は「写真家の仕事」というテーマですが、難しい話ではありません。
写真家とは、一般的には、写真を撮ることを生業としている人間です。
ただ、写真家とひと括りにしても、皆それぞれが様々なジャンルで活躍しています。
思いつくジャンルには、どのようなものがありますか。
- 報道
- 広告
- スポーツ
- 風景
- ポートレート
- 商品撮影
- 記録
- スナップ
- 婚礼
- 学校
- 記念撮影
大きく分けて考えてみても、数種類は頭に浮かびますね。
一般の方が、普段の生活で見かける写真家やカメラマンの多くは、婚礼や記念撮影、学校関係が多いかもしれません。
街にある写真館なども見掛けると思います。
テレビのニュース番組などでは、報道やスポーツのカメラマンもいますし、観光地や有名なスポットに行けば風景などのジャンルの方も多いですね。
見ただけでは、その写真家のジャンルは分かりません。
一般の方からすると、全てが写真家やカメラマンだと思いますが、それぞれが自分のジャンルで活躍しています。
例えば私の専門は「舞台」です。
主にクラシック音楽の世界にいます。
しかし、時には演奏者のプロフィール撮影もしますし、それとは全く異なる商品撮影などもしています。
歯が痛くなれば歯科へ行きます。
怪我をすれば整形外科、外科へ。
花粉症なら耳鼻咽喉科へ。
風邪なら内科へ。
当然のことなのですが、これは誰に教えられたのでもなく、それぞれの専門医に行きます。
実は、写真家も同じ(例外もありますが)なのです。
知り合いの写真家に撮影してもらおうという場合、その写真家のジャンルは何なのかを知っておきましょう。
より良い写真を撮ってもらえると思います。
ただ、医師と違い写真家のジャンルには国家資格はありませんので、前述したように、ジャンルを超えて撮影している写真家も多くなります。
むしろ、それが一般的かもしれません。
カメラ機材の使い方はほぼ同じなので、ジャンルが違えど、一般の方が撮影するよりも綺麗に撮ってくれるはずです。
ごくたまに、知り合いを通じて婚礼の撮影依頼があります。
その際は、婚礼は専門外であり、経験がほぼない旨をお伝えし、了承があれば撮影を受けています。
また、婚礼専門の方を紹介するという方法も選んでいます。
写真家に撮影依頼される場合は、写真家のWebサイトを確認するのも良いと思います。
Webサイトで検索する際に、撮って欲しい内容と地域などを一緒に入れて検索すると良いかもしれません。
撮影依頼したい物が、商品なのか記念撮影なのかイベントなのか。
まずはその項目で検索してみて下さい。
検索後、写真家さんや写真館さんのサイトに行った場合、料金やシステム、その方の撮ったギャラリーなどはチェックされると思いますが、必ず「プロフィール」や「会社概要」もチェックしましょう。
写真家さんがメッセージを書いている場合もありますし、コンセプトを書いている場合もあります。撮る側の人間の気持ちや考えが判れば、依頼しやすいと思いますし、安心感も持てるでしょう。
また、写真家さんの顔写真が載っていると、更に安心感が出ますよね。
プロフィール等で、その写真家さんがどの協会に所属しているのかが分かれば、専門ジャンルも判明します。
写真団体は、それぞれのジャンルで数多くあります。
必ず所属する必要はなく、所属していないからと言ってその写真家さんに問題があるわけでもありません。
協会に所属しているかは否かは、単なる目安です。
問い合わせてみよう
希望ジャンルの専門ではなくても…
検索をして気になった方が、希望のジャンルの写真家さんでなくても、一度問い合わせをして相談してみても良いと思います。
前述しましたが、ジャンルが違うので全く撮れないということはあまりないと思います。
もし無理であれば、その写真家さんに他の方を紹介してもらえば良いでしょう。
一般の方が自分で探すより効果的です。
個人的な見解ですが、どのジャンルの写真家に撮影依頼をされても、プロとして良い写真を撮影するでしょう。
よって、その写真家のキャラクターが、ご自分に合うかどうかで決めれば良いと思います。
ぜひ気軽に問い合わせをしてみて下さい。
また、メールなどではなく、電話もしくは実際に会って話すことをお勧めします。
希望の内容を伝えながら打合せしていくと、きっと良い写真家に出会えると思います。
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