こんにちは。スキンケアカウンセラーの松原好克と申します。
以前、「紫外線(UV)を徹底カット!プロが教える日焼け止めの正しい知識と選び方」についてお伝えしましたが、今回のコラムでは、日焼け止めとの併用で、さらに強力な紫外線対策が可能となる、6つのアイテムをご紹介します。
紫外線は、常に上から降り注いでいるため、直射防御に優れている日傘の活用は欠かせません。
日傘は昔から常用されており地味な存在ですが、紫外線を頑固にブロックするアイテムです。
特に優秀なのは、「100%完全遮光」などと謳われているものです。
また、傘の直径は90cm以上のものがベストです。
晴雨兼用や軽量なものなど、年々機能的に優れたものが開発されており、男性が使用しても違和感が無いものも登場しています。
日傘の最適な使い方としては、頭に近い位置で持ち、少し前屈みに保つことです。
帽子は、前頭部のみにツバがあるものではなく、ツバが帽子周り全体を覆っているもの(ハット)を選びましょう。
通気性の良い昔ながらの麦わら帽子がお勧めで、ツバの長さは5cm以上のものがベターです。
最近では、オシャレなデザインのものが多くなっており、若い年代の人でもカジュアルに使用することができます。
眉毛の上辺りまで、意識して深くかぶりましょう。
紫外線は上からの攻撃だけではありません。
地面に反射する「照り返し」もありますので、適切な対策が必要です。
首周辺には、夏用ストールやスカーフを身に付け、腕から手に掛けては、UVに対応した長手袋を着用しましょう。
ストールやスカーフは、立体感が出るように巻くと、より効果的です。
目から侵入した紫外線は、シミの生産工場であるメラノサイトに伝達されてメラニンの生産にスイッチが入るため、UV用サングラスの着用が有効です。
「紫外線透過率」・「紫外線カット率」を確認し、性能が優れているものを選びましょう。
レンズが紫外線を透過する数値を表しており、数字が小さいものほど高性能です。
「紫外線透過率1.0%以下」と表示されているものが良品です。
レンズが紫外線を遮蔽する数値を表し、数字が大きいものほど高性能です。
「紫外線カット率99%以上」と表示されているものが良品です。
レンズの色が黒いものほど紫外線をカットするイメージがありますが、色は関係ありません。
また、上下左右からの紫外線の浸入を極力抑えるためには、できるだけレンズが大きめのものを選びましょう。
紫外線対策用のサングラスは、見た目のデザインや色調は意識せず、機能性を重視することが大切です。
まだ普及率は高くないのですが、風通しの良いUV対応のマスクも登場しています。
中には、頬の辺りまで覆うものもありますので、長時間外に居る場合は、是非取り入れたいですね。
紫外線を浴び続けると、シミの元になるメラニン色素の生産が活発になります。
ビタミンCに、メラニンを抑制してシミを防ぐ働きがあるのは、昔から有名な話です。
そこで、ローズヒップハーブティーやアセロラジュースを、普段からこまめに摂取すると、シミができにくくなります。
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スキンケアカウンセラー 松原 好克
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