大人ニキビも思春期ニキビも、取りあえずニキビが出来たら市販の薬を塗るという方も少なくありません。
皮膚科の薬であれば塗り方も指導して貰えますが、市販薬だと皆さん、割と自己流でつけてしまっているのではないでしょうか。
クレアラシルなどに代表される市販のニキビ薬は、正しいつけ方をすることでより効果がアップします。
ここでは、クレアラシルやビフナイトなど「白い軟膏タイプ」の市販薬について取り上げます。
お肌が汚れていたり、皮脂がギトギトにある状態だとNG。
きちんと洗顔をし、水分を拭き取った状態でご使用ください。
薬を塗る際、指で塗る人は手や爪が綺麗かどうか確かめます。
髪やドアノブなどに触った手は特に汚れていますので、可能であれば洗顔をし、清潔なタオルで拭いた手で塗りましょう。
不安であればめん棒でつけるのがお勧めです。
ニキビの赤くなっている部分全体へ覆い被せるように、適量塗りましょう。
厚く塗ると効果的だという話もありますが、それは厚く塗ることでシーツなどによる患部への擦れが少なくなる、などの意味合いが強いです。
基本は使用法に書かれてある適量を塗りましょう。
クレアラシル公式ホームページによると、厚めに塗っても効果は変わらないとの回答をしています。
また、ビフナイトに関しては塗り過ぎると患部の乾燥を招きます。
擦る、叩く、つねるなどの刺激を患部に与えないようにしましょう。
特に寝る前に付けた場合、薬が乾かないままシーツについてしまうと台無しです。
完全に乾くまでとは言いませんが、なるべくシーツに触れないよう寝方を工夫するか、上に小さく切ったガーゼなどを被せておくとよいでしょう。
びふナイトパッチなどもおすすめです。
薬を多く塗ったとしても効果は変わりません。
説明書通り、患部を覆う程度の量で問題ありません。
低刺激のニキビ専用化粧水であれば、薬の前につけて問題ありません。
軽くしっとり乾いた頃に薬を塗りましょう。
化粧水も清潔な手か、またはコットンで刺激を与えないようつけましょう。
乾燥によるニキビは、ノンオイルの化粧水で保湿を行うことも大切です。
オロナインの修正分は、クロルヘキシジングルコン酸塩液。
これはニキビの原因となる雑菌を殺菌・抗菌してくれる効果を持ちますので、アクネ菌により炎症を起こした赤ニキビ、大人ニキビに効果的です。
またワセリンなども含まれていますので、乾燥によるニキビにもOK。
軟膏タイプもジェルタイプもつけ方に差異はありません。
正しく塗ることが早く治す一番の近道ですので、睡眠量や洗顔などに気をつけつつ、活用していきましょう。
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田伏 将樹
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