風邪・花粉症の辛い鼻づまりに!スースーすっきり、鼻の通りを良くするツボヨガ5選
風邪や花粉症のツラい鼻詰まりに、簡単にできるセルフケア方法(ツボ押し・ヨガポーズ)を紹介。アレルギー症状の予防・緩和や、自律神経の働きを整える効果も期待できます。
こんにちは。美姿勢&アウトドアヨガ・ピラティスインストラクターの美宅玲子です。
風邪や花粉症などで鼻水が出たり、鼻が詰まったりと、しんどい春を迎える方も多いのではないでしょうか。
今回は、私のヨガレッスンでたびたびご紹介している、鼻の通りを良くするツボを刺激する方法をお伝えします。
鼻の通りを良くするのに比較的速効性のあるツボが、「迎香(げいこう)」です。
- 小鼻の両わきを指先で軽く押さえながら、鼻呼吸をゆっくり繰り返します。
次にご紹介するのは、「大椎(だいつい)」のツボです。
東洋医学では、このツボから風邪(ふうじゃ)が入ると言われており、風邪やアレルギー症状の予防・緩和に役立ちます。
- 大椎のツボを手の平で温めたり、もみほぐしたりしてみましょう。
【大椎のツボの探し方】
頭を下に向けて首の後ろを触ります。
首と肩の境あたりに骨が出っ張っている部分があります。
その出っ張った2つの骨の間が大椎のツボです。
頭頂部の百会(ひゃくえ)のツボが全身の気血の巡りを良くし、鼻の通りをスムーズにします。
また、みぞおちを広げることが免疫を高め、自律神経の働きを整えます。
- 仰向けになり、両腕を「小さく前へならえ」のように肘を直角にして曲げます。
- 息を吸いながら両肘で床を押していき、アゴと胸を天に突き上げ、頭頂部を床につけます。
- 呼吸をゆっくり3~5回繰り返し、元に戻ります。
- 右手のこぶしを、反対の左のわきにはさんでつぶします。
- 反対側も同様に行います。
わきを指でもんだり、テニスボールのようなものをわきにはさんだりするのも良いでしょう。
刺激をしたわきと反対側の鼻の通りが良くなります。
- 両足の指の先を、手でつまむようにしてマッサージしてみましょう。
足のつま先は鼻のツボ(反射区)になっているので、鼻の通りを助けます。
比較的シンプルな方法で、鼻の通りを良くするツボを刺激することができます。
この春はぜひ、お試しください。
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ヨガ・ピラティス・美姿勢インストラクター。
東京学芸大学教育学部卒。中学から大学まで陸上競技(100mH、走幅跳)に打ち込み、全日本インターカレッジ出場。姿勢や効率の良い体の動かし方に興味がある一方、メンタルの繊細さもあり摂食障害になってしまう。大学卒業後に小学校教員となるが、「いい先生であろう」という無理を重ね、うつ状態のため2年半後病休を取る。
2004年に趣味で通っていたスポーツクラブに転職し、ヨガ・ピラティスと興味ある分野を活かせる仕事のおかげで心の病と腰痛を克服する。ストレスの多い日常でも心身の調子を整えられる素晴らしさを伝えるため、2008年に独立しフリーインストラクターとなる。
現在、首都圏のスポーツクラブ、自治体、公共施設でのサークルや個人のレッスンを受け持つ一方、外ヨガイベント、健康コラボイベントの企画実施、雑誌監修、コラム連載、DVD発売も行う。日々更新するHP、ブログ、YouTubeのエクササイズ動画も好評である。
HP「インストラクター美宅玲子 Re pure BODY」 http://mitakureiko.com
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