その国や地域の伝統や特徴が、色濃く表現される”お祭り”。

観光客でも気軽に参加できるものから、参加するには覚悟が必要なものまで、死ぬまでに絶対行きたい世界のお祭りを7つご紹介します！

photo by taitai 

「ホーリー祭 （Holi Color Festival）」とは、ヒンドゥー教の春祭りのこと。

インド暦第11月の満月の日（太陽暦では3月）に開催されます。

このお祭りでは春の訪れを祝い、出会う人々に「ハッピーホーリー！」と声をかけながら、色粉を塗りあったり色水を掛け合ったりするんです！

インド全土で行われていて、街全体が粉っぽく感じられるほどの激しさ！

これは真っ白の服装で参加すると、お祭りの激しさが分かるのでいいかもしれませんね♪

国民全員が参加するので、基本的にお店などは閉まっています。

ポルトガルのアゲダという街で、2012年から始まった「アンブレラ･スカイ･プロジェクト（Umbrella Sky Project）」。

カラフルな傘が設置され、町中がポップな色合いで、歩くだけで楽しい気持ちになりそうです♡

可愛いだけではなく、夏の暑い日差しの中、傘が木陰を作ってくれるという効果も！

ベンチでゆっくりと休みながら、おしゃべりするのもいいですね。

「ベネチア・カーニバル（Carnevale di Venezia）」は、イタリアのベネチアで2月末から3月初めまでの2週間行われます。

世界三大カーニバルの一つに数えられていて、カーニバル期間はマスクとコスチュームをまとった人々で街中があふれますよ♪

一番の目玉はなんといっても仮面コンテスト。

国際的にも有名なファッション・デザイナーが審査員として参加しており、レベルの高いコンテストとなっているので、盛り上がりも最高潮！

起源は1162年。

当時の総大司教アクイレイアとの抗争にベネチアが勝利したことを祝い、サン・マルコ広場に集って踊り始めたのが始まりと言われています。

「トマト祭り（La Tomatina Festival）」は、 スペインのバレンシアで毎年8月の最終水曜日に行われる、トマトの収穫を祝うお祭り。

参加者は誰これ構わず、熟したトマトを投げ、なすりつけ…。

世界中から人が集まっているので、会場となる街はすごい人ごみで、逃げ場もありません！

「青森ねぶた祭」は、青森県青森市で8月2〜7日に開催される夏祭りであり、毎年200万人以上が訪れます。

1980年に国の重要無形民俗文化財に指定された、日本を代表するお祭りです！

開催費用は約2億2000万円と言われていて、ねぶたの題材には伝説や歴史上の人物、歌舞伎、神仏、テレビ番組などをモチーフにしています。

ねぶたと一緒に踊り歩く、跳人にも注目してください！
跳人は事前の登録や当日の受付もあ必要なく、跳人衣装を着れば誰でも参加できるんですよ♪

photo by Rin Tomita

ブラジルのリオデジャネイロで行われる「リオのカーニバル（Carnaval do Rio de Janeiro）」は、世界最大のお祭りのひとつと言われ、毎年2月に行われます！

ヨーロッパのキリスト教の謝肉祭と、当時ブラジルで奴隷だった黒人の音楽や文化を融合して、今のような形になりました。

6万人のパレード参加者と、世界中から集まった8万人の観客が一体となって盛り上げるその空気感は、行った人にしか味わえません！

photo by  Yutaro Tanaka

世界最大のEDM（エレクトロニック・ダンス・ミュージック）フェスと言ったら、やっぱりベルギーで開催される「トゥモローランド（Tomorrowland）」♪

世界各地からパーティー好きが大集合する、クレイジーで最高に楽しいフェス！

セットの規模も、動員人数も規格外！チケットは、たった1秒で売り切れてしまうほどの人気だそう…。

世界中の人々を魅了して止まないフェスです♡ 

ドイツのミュンヘンで開催される「オクトーバーフェスト（Oktoberfest）」は、知っている人も多いはず。

1810年以来ミュンヘン市内中心部で毎年9月半ばから10月上旬に行われ、約650万人の人が会場を訪れます。

オクトーバーフェストに提供される特別のビールは、5.8〜6.4%の高アルコール♡

食べて飲んで遊んで、最高の時間を過ごせること間違いなし！

開催期間中で、650万杯以上のビールが飲まれ、30万以上のソーセージが食べられるそうですよ！

ビールだけでなく、移動式遊園地なども設置されるので、お酒が飲めない人も楽しめます♪

いかがでしたでしょうか？

どのお祭りも個性的で、楽しそうですよね！

お祭りを目当てに、その地域に旅行に行くだけの価値があるくらい、特別な経験となるはずです♡