株に興味を持ってはいるものの、そもそもどうやって始めたらいいか分からない。

そう考えている方は意外に多いのではないでしょうか？

そこで今回は、株の知識を全く持たない初心者の方向けに、まずは株の始め方を簡単に紹介したいと思います！

株を買うことは決して難しいことではありません。

ここからは、株を買うまでの全体の流れを簡単に紹介します。

株を買うためには、まず最初に「証券会社で自分の証券口座を開設」する必要があります。

この口座は銀行口座のようなものですが、証券口座がないと株取引ができませんので、必ず開設する必要があります。

ただし、お金がなくても口座を開くことは可能です。

最近は「ネット証券」というものが主流になっていますので、インターネット上で証券口座を開設することもできます。

インターネットを利用して、取引を機械化することで人件費をかなり削減しているため、株の売買手数料も大きく下がり、口座管理料も無料といったメリットがあります。

証券口座への振り込みは、銀行間の一般的な振込みと全く同じ方法で振り込めます。

銀行や郵便局から、証券会社で開設した自分の口座にお金を振り込みます。

なお、証券会社や振り込む銀行によっては、手数料無料のところもありますので、事前に調べておくと良いでしょう。

自分が買いたい株を選びます。

買う株を選ぶときには、今後値上がりする株を選ばなければなりません。

最初の頃はどんな株が値上がりするかを予想するのは難しいので、慣れるまではよく知っているような身近な株がよいでしょう。

買う株を決めたら、証券会社に株購入の注文を出します。

レストランなどの注文と同じような感じで、どの株(銘柄)を何株（株数）買うのかという「注文」を出します。

注文方法は2種類あり、株価がいくらでもいいから買う方法と、自分で買う価格を決める方法があります。　

前者の注文を「成行注文（なりゆきちゅうもん）」、後者を「指値注文（さしねちゅうもん）」と呼びます。

株の注文を出して、取引が成立した場合、その株を購入することができます。

このように取引が成立したことを「約定（やくじょう）」と呼びます。

約定後、株券が発行されます。

ただし、ネット証券では株券は発行されません。

その代わりに、パソコン上で確認することができます。

株の購入までの手続きを一通り紹介いたしましたが、意外と簡単にできることがわかっていただけたでしょうか？

失敗したら大きな損をするのではないかと考えてしまい、初めの第一歩を踏み出すことができない人も多いと思いますが、よほどの大金を投資しない限り大きな問題は起こることはありません。

それなので、自分の費やせる予算の範囲で、株に思い切ってトライしてみてください！