さついもに美容効果はあるの?

甘くて美味しいさつまいも。

特に、女性の中にはさつまいもファンが多いことでしょう。

 

さつまいもは、便秘解消に効果があると言うのは、有名な話。

しかし、それ以外にも美容効果を期待できる栄養が豊富に含まれているのです。

 

 

さつまいものカロリー

カロリーが高そうなイメージのさつまいもですが、意外とダイエットに取り入れる方も多いようです。

それもそのはず、さつまいもは白米よりもカロリーが低いのです。

 

お米より低カロリー

ホクホクしたさつまいもですが、実は成分の半分以上が水分。

 

  • ごはん茶碗1杯(150g):250キロカロリー
  • さつまいも(150g):150キロカロリー

 

食べ過ぎには注意

低カロリーと言えど、それは白米と比較した上での話。

食べ過ぎればカロリーオーバーになりますし、栄養も偏ります。

 

 

さつまいもの栄養と効能

さつまいもに含まれている、主な栄養成分と効能をみていきましょう。 

 

便秘解消!「食物繊維」

さつまいもの栄養成分として有名なのが、便秘解消に効く食物繊維ですね。

食物繊維は消化に時間が掛かりますので、腹持ちも良くなります。

 

腸の運動を促す「ヤラピン」

さつまいもを切った際、断面に見える白い液体こそが「ヤラピン」。

ヤラピンは、腸の運動を促進し、便をやわらかくする働きがあります。

 

こちらも、便秘解消効果が期待できる成分です。

 

疲労回復や美肌効果に「ビタミンC」

さつまいもには、疲労回復や風邪予防、美肌に効果があるビタミンCが含まれています。

 

通常、ビタミンCは熱に弱い成分です。

しかし、さつまいものビタミンはでんぷんに守られているため、加熱にも強いという特徴があります。

 

むくみを防ぐ「カリウム」

さつまいもに含まれているカリウムは、塩分を排泄する役割があります。

そのため、むくみ解消や高血圧に効果が期待できるのです。

 

代謝を促進する「ビタミンE」

ビタミンEは血液の流れを促進するため、代謝が良くなります。

また、抗酸化作用があるため、老化の原因である活性酸素を減らしてくれるのです。

 

糖分の吸収を抑える「クロロゲン酸」

クロロゲン酸は糖分の吸収を抑える効果があり、血糖値の上昇や脂肪がつくのを妨げてくれます。

 

ダイエット効果のある食べ方

ごはんやパンをさつまいもにチェンジ

朝食か昼食のご飯やパンを、さつまいも150gに代えて下さい。

ご飯やパンよりも、カロリー摂取を抑えられます。

 

なお、炭水化物や糖質は、消費されないと蓄積されて太ってしまいます。

夜の摂取は控えた方が良いでしょう。

 

皮ごと食べる

さつまいもの皮周辺には、便秘解消効果のあるヤラピンが多く含まれているため、皮ごと食べて下さい。

 

しっかり噛む

しっかり噛む事で満腹中枢が刺激され、食べ過ぎを防ぐことができます。

食べ過ぎると、お腹がさつまいもの繊維で膨れ上がり、便秘を引き起こす可能性もあるので注意しましょう。

 

 

シンプルに蒸す

蒸かしてから、皮ごと食べるのがおすすめ。

油や砂糖を使う調理法では、カロリーがかなり高くなってしまいます。

 

栄養を損なわない食べ方

皮ごと食べる

ダイエットを意識した食べ方同様、皮も食べましょう。

前述の通り、皮の周辺には栄養が集中しています。

 

煮る・茹でるはNG

煮たり茹でたりしていると、さつまいもの栄養素が、周囲の水分に溶け出して逃げてしまいます。

焼いたり蒸したりして、栄養素を逃さないようにして下さい。

 

選び方と保存方法

美味しいさつまいもの選び方
  • ふっくらと太い物
  • ずっしりと重みがある物
  • 皮の色が均一で、ツヤがある紅色の物

 

なお、黒い斑点が多い物は、新鮮ではなの可能性があります。
また、痩せていたり、ひげ根が多い物は、味に深みがなく固いことが多いので避けましょう。

 

正しい保存方法 

さつまいもは寒さに弱く、冷蔵庫の野菜室でも低温障害により傷みやすくなります。

保存の適温は10~15℃です。


新聞紙に1つずつ包み、通気性の良い冷暗所に置いておきましょう。

適温であれば数か月は保存が可能です。

 

ラップやビニール袋等で保存をすると、通気性が悪く、腐ってしまうので注意して下さい。

 

 

冷凍保存する場合は…

さつまいもは、生のままでは冷凍できません。

 

洗ったさつまいもをラップで包み、完全に中まで火が通るようにレンジ等で加熱。

その後、きっちりラップに包んで冷凍しておきます。

 

半解凍にして、用途に合わせてカットして使いましょう。


また、加熱したさつまいもを、麺棒やマッシャーなどを使ってペースト状にする方法もあります。

スープ、きんとん、スイートポテト等を作る際に便利ですよ。

 

おわりに

美味しいだけではなく、栄養面も優れたさつまいも。

お伝えした通り、食べ過ぎは禁物ですが、ダイエットにも向いています。

 

長期保存もできますので、日々の食生活にぜひ取り入れてみて下さいね。

このコラムに関するタグ

この記事を書いたコラムニスト

美容 / 健康管理
LATTE BEAUTYに関しての機能要望・ご意見はこちらからどうぞ