「香水臭い女性」は卒業！正しい香水の使い方で、ほんのりイイ香り♡

こんにちは、美肌アドバイザーのMaikoです。

朝の通勤電車で気分が悪くなるほどの香水の香りがすると、ついどんな女性なんだろうと確かめたくなりますよね。逆にふとしたときに何気なくふわっと良い香りがすると、そのさりげない魅力にドキッとしてしまうものです。

今や香りは身だしなみのひとつとして欠かせないものになっていますが、香水の使い方を間違えては逆にマナー違反となり、イメージを悪くすることにもつながります。

正しく使って、オトナの女性としての魅力を保ちましょう。

フランス語で香水はパルファム（Parfam）。英語ではパフューム（Perfume）です。

香水のお店に行くとスプレー式やロールオン式、またローション状のものなど様々な形がありますが、それ以前に実は香水自体にもその濃度に応じて種類があり、使い方にも注意が必要なんです。

厳密には、香水というとパルファムのことを指します。
濃度は15〜25％で、香りは約5時間〜半日持続します。

お店でよく見かけるものは次のオードパルファムが主流ですが、香水専門店などに行くと、この最高ランクのパルファムが手に入ります。

液体で「1滴だけ」を肌に落とすように使います。

間違ってもこのパルファムを身体中にふきつけたりしないように！

最も人気が高く主流として使われるのが、このオードパルファムです。

濃度は10〜15％で、香りは約5時間持続します。

パルファムよりも濃度は低いですが、香りはしっかり強いので使い方にも注意しましょう。

ほとんどのオードパルファムがスプレー式ですが、1～2プッシュを身体から約10cmほど離して纏うように使います。

オードトワレの濃度は5〜10％で、香りは約3時間持続します。

香りがやわらかく、普段使いにも向いており、香水が苦手な方でも使いやすいタイプです。つけるときは約2〜4プッシュを「線」を意識してつけると良いと言われています。

トワレよりもさらに軽くさわやかに香るオーデコロンは、濃度が約5％程度で、香りは約1〜2時間のみ持続します。スポーツの後や入浴後、また気分を変えたいとき等に気軽に活用できます。

血管が通っていて暖かい部位で香りを引き立てやすく、また身体の中心にあることが多く鼻から遠いため、手首につけてなじませるのが最も主流の付け方として知られています。

オードパルファムなどを手首に1プッシュふりかけ、その後耳の下にポンポンと当ててふんわり香らせます。

耳の下に直接振りかけるのは絶対に避けましょう。

せっかくつける香水、全身からふわっと香らせたいですよね。

汗腺が少なく香りが長く持ちやすく、また血管も通る部位である肘にも、手首につけた後で馴染ませてみましょう。

女性らしくソフトな香りを出すことができます。

デートやパーティなどでは、ふわっとした残り香も演出したいもの。

香りは下から上に上がってくるので、脚もとにつけることでより印象的な香り方にすることが出来ます。

ひざやももの外側〜後ろへつけると優しく香る残り香美人に。

体温が高く汗をかきやすい部分は、香りが変化したり混ざりやすいので避けます。

よく映画などで見る胸や髪の毛、そしてもちろんワキなどは避けましょう。

忙しい朝、うっかりつけすぎてしまうこともあるものです。

そんなときは、市販のアルコールや無水エタノール、そしてどうしても無ければ除光液をコットンに含ませて拭き取ります。

全ては取りきれないですが、その後ヴァセリンや厚めのクリームを塗ってフタをしてしまうという手段も可能です。

同じ香水を使っても、つける人によって微妙に香り方が異なると言われています。

つまりどの香水を使おうと、自分の香りは自分だけにしか出せない「個性」のひとつ。

正しく使って、あなたの印象をより引き立てる美しい香りを演出しましょう。