音楽を題材にした小説・マンガ7選!クラシックやピアノ好きにおすすめ。
現役ピアニストおすすめ!音楽をテーマにした人気マンガ・小説7選。クラシックやジャズ、バンド、ピアノなどの世界を漫画・本で味わってみませんか?
こんにちは、ピアニストの小川瞳です。
今回は、「ピアノ、音楽、クラシックをテーマにした、おすすめ小説・漫画」をご紹介したいと思います。
まず、近年大ヒットした「のだめカンタービレ」ですね。
漫画で大ブームとなり、あちこちの楽譜ショップでも、この漫画を販売していると思っていたら、アニメもドラマも映画も大ヒットとなり、クラシック界でも大きな話題となりました。
クラシック音楽に全く馴染みのない方々にも、少しクラシック音楽を身近に感じてもらえるような、面白おかしく楽しめる作品です。
漫画「ピアノの森」も、長期にわたりとっても人気のある作品です。
こちらは、ピアノ業界のことを本格的に取り上げていて、実にクオリティの高い作品と言われています。
なにしろ、熱心なクラシックピアノファンなら、知らない人はいないと思われる、音楽評論家の下田幸二氏が、漫画制作に携わっているのです。
だからこそ、音楽描写にもリアリティがあるので、いろいろなピアノ曲に興味をもてるかもしれませんね。
小説でもっともお勧めなのが「シューマンの指」です。
こちらは、演奏家の方にぜひお読みいただきたい、大変充実した内容となっています。
演奏をする際の意識や感覚に関することなど、非常に興味深い教えがたくさん含まれているのです。
演奏家としても、いつまでも大切にしたい一冊です。
ストーリーも含め、とても印象的な音楽小説が「ハルモニア」です。
音楽を愛する人にはきっと胸に響く、重くて美しい言葉が溢れています。
堂本光一、中谷美紀主演でドラマ化もされている人気作品ですね。
この劇的な展開は、篠田節子氏ならではの見事さだと思います。
「さよならドビュッシー」や「おやすみラフマニノフ」も、とても話題となった作品です。
ミステリー要素と、音楽の味わいがうまく絡み合い、独特な世界観を築いています。
読みやすい文体で、読者を惹きつける点がたくさんありますね。
「さよならドビュッシー」では、今人気のピアニスト清塚信也氏が俳優として出演していて、そういった点でも、クラシックファンにとって印象に残る作品です。
村上龍氏の作品としてはあまり知られていない、非常に風変わりな内容ではありますが、「音楽の海岸」という小説があります。
過激な描写もあるので、好みは分かれると思いますが、音楽に真摯に向き合っている感じがするためか、音楽家には好まれやすいようです。
小説や漫画で興味をひかれた曲だと、実際に聴いていても、いろいろなイメージが浮かびやすかったり、頭の中でドラマが描けたりするかと思います。
もし小説や漫画で、タイトルや作曲家の名前を覚えたら、ぜひ音源をチェックしてみてくださいね。
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ピアニストとして東京や茨城を中心に、ソロの演奏会やオーケストラとの共演など、数多くの演奏活動を行っております。
音楽心理士の資格も持ち、トークコンサートやコンクールの審査員もつとめております。
また長年に渡り執筆活動も並行して行っており、小説を3作品出版しております。
こちらのサイトでは、幼少時よりピアノを学び続け、クラシック音楽の世界に身を置く私ならではのコラムを執筆できたら、と思います。
よろしくお願い致します。
小川瞳 公式ホームページ https://ogawahitomi.amebaownd.com/
小川瞳作曲 笑顔のBGM
https://youtu.be/Qrt-stZPTb8
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