粘土で作るミニチュアフェイクフード!バターロールとクリームパンの作り方 (1/2)

粘土でミニチュアフェイクフードを手作り!バターロールとクリームパンの材料と作り方手順をご紹介。アクセサリーやドールハウスにどうぞ。

執筆者: 白浜 渚 職業:ハンドメイドコラム
はじめに

粘土で作るミニチュアのフェイクフードは、アクセサリーに加工したり、ドールハウスに配置する、インテリアとして飾ったりと、大人が楽しめるクラフトとして人気があります。

 

職人技!?難しそう…

本物そっくりに作られている完成品を見ると、見た目には難しそうだと感じますが、実際に作ってみると簡単に出来るものもあります。

中でも、ミニチュアパンは比較的簡単で、初心者さんでも美味しそうに作ることができます。

 

今回は、ロールパンとクリームパンの作り方をご紹介したいと思います。

 

 

揃えるものは?
材料
  • 樹脂粘土 適量

今回はモデナの樹脂粘土を使用しています。

道具
  • アクリル絵の具 黄土色、白
  • クリアファイル 

粘土を扱うときの下敷きとして使います。

  • ラップ 

粘土が乾かないように必要分以外を包んでおきます。

  • 計量スプーン2.5ml 

完成サイズを揃えたい場合に使用します。

 

着色と仕上げ
  • タミヤつや有りニス
  • タミヤつや消しマットニス
  • タミヤ焼色の達人(簡単に焼色を付けられる着色材)

 


今回は、ドールハウスやアクセサリーとしても使いやすい1/6サイズ(1.5cm前後)のミニチュアパンを作っていきたいと思います。

 

パンの生地づくりの準備をしよう

今回使用した樹脂粘土「モデナ」は、硬化前は白い粘土のように見えますが、硬化するとやや透け感のある、半透明性な仕上がりになります。

予め、アクリル絵の具の白を混ぜ合わせて、白い粘土玉を作っておきましょう。

作った白い粘土玉は乾燥しないように、使用する直前までラップに包んでおきます。

 

 

パン生地の成形

1)白い粘土玉にベースとなる着色をします。

黄土色の絵具を、爪楊枝の先にチョンと1mmほどの少量を取り、樹脂粘土に混ぜてパン生地を作ります。

後で焼き色をつけるので、この時の生地の色は薄いベージュくらいが適切。

 

2)生地を手のひらで丸めます。

軽量スプーンで一個分の量を量ると、完成サイズを均一に揃えることができます。

 

ロールパンの成型

 

丸めたパン生地を指で楕円形にし、爪楊枝を使って、左右の端に筋を薄っすらとつけます。

 

成型したロールパン

 

クリームパンの成型

 

丸めたパン生地を指で厚み5mmほどに潰し、平たく馴らします。

指で角をつけ、丸みのある二等辺三角形のような形を作ります。

ものさしを使って、切り込みを入れましょう。

 

成型したクリームパン

粘土が乾いたら完成です。

 

パン生地に焼き色の着色をします
「タミヤ焼色の達人」を使用!

 

焼色の着色は、「タミヤ焼色の達人」を使用します。

コスメのようなパレットになっており、初心者でも失敗することなく焼色を付けることができる便利ツールです。

 

まずはベージュカラーを全体に塗る

付属のチップに、左端のベージュカラーを取り、全体に満遍なく擦りつけるか、軽く叩くように塗ります。

 

パレット左端のベージュを満遍なく塗ったところ

 

オレンジ色を中央に入れる

今度は、パレット中央のオレンジ色を、パン生地の表面中央に塗ります。

中央にいくほど濃くなるようにすると、自然と美味しそうな色ムラが出来ます。

 

 

着色は完成です。

今回は、パレット右端の焦げ茶色は使いませんでした。

 
 コラムニスト情報
白浜 渚
性別:女性  |   職業:ハンドメイドコラム

こんにちは、
ハンドメイド関連のコラムを執筆させていただいている、
ライターの白浜 渚です。