夫婦喧嘩の原因1位はコレ!夫と妻の立場になって夫婦関係を改善するコツ
夫婦喧嘩は犬も食わないと言いますが、仲直りするのも嫌。そうこうしているうちに離婚や別居にまで…そうならないよう、夫婦関係を改善してみませんか?
こんにちは、 メンタルケア心理士の桜井 涼です。
約8割のカップルが夫婦喧嘩をしたことがあるという調査結果* が出ています。
毎日喧嘩をしているという夫婦から、数年に1回程度の夫婦まで、夫婦喧嘩の形はさまざまです。
* 2013年「いい夫婦の日」に関するアンケート調査(明治安田生命調べ)
夫婦喧嘩では、どうしてケンカが起こってしまうのでしょう。
その答えは、夫婦になった途端に減ってしまうコミュニケーション量にあります。
対処法を実践することで、しなくてもいい夫婦喧嘩を回避することができたり、夫婦喧嘩をしても後味の悪くないケンカで終わらせたりできるようになります。
夫婦喧嘩はきっとどこの家庭でも少なからず起こるものだと思います。
2013年に実施された「いい夫婦の日」に関するアンケート調査(明治安田生命調べ)の中で、夫婦喧嘩の原因についての項目があります。
それを見ると、次のような結果になっていました。
1位:態度・言葉づかい(55.1%)
2位:金銭面(23.5%)
3位:家事(23.1%)
4位:子どものこと(21.4%)
5位:親族との付き合い(16.1%)
喧嘩に発展してしまうには、生活の背景も関わってきます。
家事育児の大変さや、慣れないことからくるストレス、夫や妻の非協力姿勢、金銭面の不安などです。
これらがあると、ケンカに発展しやすく、夫婦の関係も負のスパイラルに入ったかのように悪化します。
「ケンカをするほど仲がいい」という言葉が昔からありますが、夫婦ゲンカに関しては多少違ってくるのではないかと思われます。
子どもが産まれてからの夫婦は、コミュニケーションの量が減少するという研究結果があります。
どういうわけか、子どもができると恋人同士の時のようなコミュニケーションを取ることが難しくなっているようです。
それに、いつも一緒にいるために結婚したのに、「いつでも一緒にいられるから」とお互いの大切さを見失ってはいないでしょうか。
女性は子どもを持つと家事育児の他に、仕事を抱える人も少なくありません。
自分の時間が取れないほど忙しくなっていることも、関係していると思われます。
- 慣れない家事育児からのストレス
- 自分の時間が取れない
- 金銭的な不安
これらが絡み合って、夫に対しての態度や言葉づかいが荒くなるという現象が起こります。
- 仕事からくるストレス
- 疲れて帰って来ているのに家事がおろそかだと感じる
- 妻が笑顔を見せない
以上のようなことが不満となり、些細なことでも腹を立てたり、面倒だから会話に参加しなくなったりということが起こるのです。
これまでの話から、夫婦間の「コミュニケーション量がカギ」となってくることがお分かりになると思います。
☑ 笑顔を見せる(作り笑い厳禁)
☑ 毎日少しでもいいので、2人きりの時間を作る(晩酌など)
☑ 困ったことや不安は、夫と共有する(ストレスが溜まっている・金銭面など)
☑ ボディタッチを1日1回(できるだけ)
☑ 愚痴ばかりではなく、楽しい内容の会話を多くする
その中でも「笑顔」は簡単なのに、効果てきめんです。
心からの笑顔をみせることで、男性の心を掴むことができますし、コミュニケーションを相手から引き出しやすくなります。
そして、できるだけ2人だけで過ごす時間を取りましょう。
体に触れることもコミュニケーションになります。
こうして少しずつ量を増やしていくことが、余計な夫婦ゲンカを回避したり、ケンカをしても良い関係でいられたりすることに繋がるのです。
夫婦の間にはコミュニケーションが本当に必要であることがわかっていても、実際にはその量が減ってしまう夫婦が多いものです。
子どもができると尚のこと減ってしまうのには、親になったことだけでなく、慣れないことへのストレスが大きく関わっていると思われます。
ですが、そのストレスを解消させることができるのも、夫婦間のコミュニケーションなのです。
行動や時間の共有を大切にして、ケンカの回避などに役立てていただきたいと思います。
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